TCPO第57回ティアラ:all フランス プログラム(高関&中江) | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

東京シティ・フィルハーモニック第57回ティアラこうとう定期演奏会を聴いてきました。
   
2019年5月11日(土)15時開演 ティアラこうとう
【指揮】高関健(常任指揮者) 【ソプラノ】中江早希 【合唱】東京シティ・フィル・コーア 【合唱指揮】藤丸崇浩
 
プーランク:スターバト・マーテル
サン=サーンス:交響詩「死の舞踏」作品40
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」作品80
ビゼー:劇付随音楽「アルルの女」組曲第2番
 
F.Poulenc: Stabat Mater
C.Saint-Saëns: Danse macabre, Op. 40
G.Fauré: “Pelléas et Mélisande” Suite, Op. 80 
G.Bizet: “L'Arlésienne” Suite No. 2

ティアラこうとう定期演奏会は新シーズンに入って開演時刻が14時から15時に変更。N響AC定期2日目など土日公演の開演時刻が15時なのは個人的には不満。新国立劇場みたいに14時(バレエが2公演ある日は13時)開演というのが、終演後の時間を有効に使えるのでありがたいと思うのだけれど…15時の要望が強いのかな…どういう理由なのだろうキョロキョロ ま、それはさておき…

オール・フランス・プログラムがとても楽しかった。土曜日の午後は平日の疲れが抜けきれずにとても眠い。スターバト・マーテルはその影響もあって少し眠気があったけれど、合唱の迫力と中江さんの美しい歌にとても感動した。15分の休憩を挟んで「死の舞踏」はコンマスのソロがよかったし、「ペレアスとメリザンド」は冒頭のかなり好きな演奏に大満足。アルルもだけど、フルートを含む管楽器、ハープの音色も美しくて素晴らしかった。アルルの最後の盛り上がりもパワフルでめちゃくちゃ感動した。N響に当日券で行こうかとも思っていたが、これにて大満足だし、疲れるので見送った。