新国立劇場オペラ Season Ending Party | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

新国立劇場オペラの2017/2018シーズン エンディング パーティに参加しました。2017/2018シーズンは最後の『トスカ』も含め皆勤賞(椿姫とフィデリオは2回)で、『ミカド』、研修所公演『イル・カンピエッロ』も観た。Stephen Gouldさん、Ricarda Merbethさんも出席し、飯守さんの最後のシーズンということもあるのか、参加者は、昨年は70人程だったのでマエストロで開催されたが、今年は138人もいるためホワイエにて。

司会は元テレビ東京アナウンサー八塩圭子さん。

飯守さんからご挨拶の前にスタッフから貢献を紹介。2014/2015シーズンに音楽監督に就任。新国立劇場初上演の『パルジファル』を取り上げて、自ら指揮したのは、『パルジファル』『指環』4部作、『ローエングリン』、『フィデリオ』。新国立劇場の温度を上げるを合言葉に熱心に取り組んでこられた。指揮しない日でもホワイエに顔を見せて観客の反応を見たり。



Katharina演出をどう思うかということも話題になった。「このunusualなエンディングになったこの演出についてみんなで議論することはいいこと」。「通常の第1幕では楽屋でだらけていられるのだが、この演出では、レオノーレをイメージしながら、正気を維持して妻の絵を描くことがフロレスタンにとっての自由」「絵を描くのは苦手だが、せっかく描いた絵を壊してしまうのは残念だ」「最後に囚人が牢屋に戻ることは、ピツァロにとっての自由を表現したもの」

新国立劇場をどう思うかについて、Stephenは「初主演の時から今も変わらず素晴らしい。大量の水を使った演出は世界中どこでもできるものではなく、ウィーンに持って行っても技術的に不可能。それくらい新国立劇場の技術は世界最高レベル(second to none)」「特筆すべきは世界レベルの合唱で、ドイツ人よりもドイツ語が上手い」に会場爆笑。では、英語のお勉強をどうぞ。






13人くらいずつ10グループに分かれて記念撮影。写真は後日郵送される。Stephenには来年観に行くからまた会おうと約束して別れた。