2月のこと | これって闘病!?

これって闘病!?

子宮頸癌Ⅰb2でした


みなさま、こんにちは。
節分にバレンタインデー。あ、建国記念日もありましたね。

節分では、我が家も「鬼はそとーっ」と豆を撒き散らしました。
年の数だけ豆を食べる、なんて誰が決めちゃったんでしょうね。
「よんじゅうウン個の豆を食すノルマはキツイわぁー」と思いましてね、「どうせ食べるなら美味しく食べたいわ」と考え、今年、我が家の豆として選ばれたのは、「グリーン豆」という商品。

ほら、よく豆菓子コーナーにあるアレ。えんどう豆に衣を付けて揚げたようなヤツ。
アレ、好きなんです。でも節分らしさ皆無?
そこんところだけはスルーです。
それでもやっぱり「よんじゅうウン個」(しつこい)は難関。
一応、ひとーつ、ふたーつ、みっつー…と数を数え、小皿に乗せて、夫と「けっこう多いね~」「食べられるかな~」なんて言いあいながら、いざ実食。

「やだ、久しぶりに食べたけど美味しい♡」
「サックサクー♡」

やめられないとまらない。
あっという間に完食しちゃいました。なんなら足りなくて直接、袋に手を入れてボリボリボリボリ……。
食べ終えてから、パッケージの裏に書いてあったカロリー表示を見て、そのハイカロリーぶりにビビリましたけどね。

ちなみに以前、アーモンドの食べ過ぎでイレウス手前か?くらいになった経験がありましたが今回は大丈夫でした(学習能力ナシ)。



そして、バレンタインデーは、がんの初期治療を開始した日。

☆昨年の記事「またこの日がやってきた」

☆一昨年の記事☆「2年前の聖バレンタイン」

国民のイベント日と、何かの出来事が重なるということは、毎年たぶん思い出すことになるくらい、もしかしたら印象的な日になってしまうのでしょう。
今年は細々とした用事があり、バタバタと1日が過ぎてしまい、バレンタインらしいことをなんにもせずでした。
それでも、4年前のあの日のことは思い出しました。

「そういえばさー、始めて治療した日が2月14日だったんだよー」

夕食中、夫に話を振ってみると、たぶん忘れていた様子。
こういうことって、当事者以外は細かいことは覚えていないのだろうなーなんて思っていたら、夫も当時のことを思い出したのか、ふと顔を見ると目が充血していました。

(ご…ごめん。思い出させて)

そんな姿を見ると、夫に対して申し訳なくなり、改めて感謝と反省の気持ちになりました。
初心忘れるべからずですね。もう少し優しくしよう(笑)。
あ、チョコあげてないや。

病気になった本人が辛く苦しいのは当たり前。
それを見て、支えなければならない家族のほうが、辛さの質は違えど、きっともっと苦しいものなのだろうと思っています(あくまで私の考えですけど)。

体の不具合はあっても今はこうして元気に過ごしていられるのだから、あの頃、たくさん心配かけてしまった分、周りのみんなに何か手助けできたらいいなぁーと思っています。

みんなに感謝、マジ感謝、迷惑かけて、マジ深謝yo-yo-yo(※よくある日本語ラップ風のイメージ)。

これじゃ感謝が伝わらない。


2月14日。
4年前、初期治療が始まって、だけど先の見えない不安に苛まれていた日。

だけど私にとって、改めてあの時の自分を振り返り、みんなに感謝と愛を伝えるバレンタインらしく素晴らしい日になったと思います。



2月は短いですね。
関東では春一番が吹いたとか。
まだまだ寒い日が続きますが、みなさま心と体を大切にお過ごし下さいね。


2月のこと(椿)
寒椿が咲いていました。厳しい寒さの中でも潔い。