高知県香美市にある、龍河洞へ訪れました。
龍河洞商店街。
昔ながらの観光地にある商店街です
龍河洞観光センター。
山內浩先生は、日本の洞穴学とケービングの元祖であり、龍河洞を発見した探検家です。
1931年に高知県の教員として在職中、千変万化をきわめ延々4kmに及ぶ前人未踏の奥洞である龍河洞を発見しました。
龍河洞への入口に向かいます。
階段とエスカレーターがあります。
エスカレーターを使い楽して上に登っていきます。
途中の道は龍河洞自然植物園になっています。
大昔の石が並んでいます。
8月の暑い時期に訪れたのですが、この森の中でも充分涼しかったです
でも、これからもっと涼しい所へと向かいます
龍河洞への登り口には鳥居⛩️
龍王神社⛩️の鳥居⛩️
龍王神社⛩️といっても祠があるだけ。
この神社には、およそ800年前、承久の乱で土御門上皇が土佐に流されてきた時に、鍾乳洞の噂を耳にして入洞すると、錦のような美しい色をした小さい蛇が現れ、洞内を案内したという、言い伝えが残っています。
この龍王神社⛩️の祠のある所が龍河洞の入口になります
入場料を支払いし、龍河洞へと参ります。
龍河洞は国の天然記念物および国の史跡に指定された鍾乳洞
総延長4kmとかなり大きな鍾乳洞です❗
鍾乳洞巡りには3つのコースがあります。
①観光コース
②冒険コース
③西本洞コース/水の洞窟
②と③は要予約で、探検用の服に着替えて鍾乳洞を巡ります。
我らは通常の観光コースにしました
いや~、むちゃくちゃ涼しい~
鍾乳洞観光は夏場にピッタリですね
龍河洞は、日本三大鍾乳洞の1つに数えられます
他の2つは、岩手県の龍泉洞と、山口県の秋芳洞。
秋芳洞は小学校低学年の頃に訪れていますが、記憶がもうほぼない~なのでまた行きたいと思う❗
龍泉洞は、最近のマイブームが岩泉ヨーグルトなので、今物凄く行ってみたい場所
🔶岩泉ヨーグルトのお話👅
龍河洞は1億7,500万年という長い時間をかけて作り出された自然のアート
長い年月を掛けて、水の力により出来た神秘的な岩の数々。
ライトアップがされています。
これは滝。
なので物凄く幻想的で綺麗
自然に柱になった岩。
冒険コースは細い通路や穴等を通ったりしなきゃいけないみたいですが、観光コースはちゃんとした道を通って行きます
洞内から数十点の弥生土器、炉跡、木炭および獣骨等が発見されています❗
弥生時代に洞内に原始人が居住した痕跡も残っています。
洞窟内には幾つか滝があります。
飛寵の滝。
石花殿。
絞り幕。
高さ6mほどの鍾乳石で、幕を紐で絞ってまとめた
ように見える石です。
奥の千本。
なんか、吉野の桜🌸みたいな名前
🔶吉野の桜のお話
七福神の舘
神の壺。
よーく見ると、石に壺が埋まっています
神の壺は、石灰華(炭酸力ルシウムの沈殿物) に包まれた壺のことで、約2,000年前に弥生人がこの鍾乳洞で生活をしていた証なのです
また、この壺は鍾乳洞と繋がって一体化している物として世界で唯一の資料として学術的に高い価値を持っています
この神の壺を作る実験も行われています
この実験は、龍河洞が発見されて間もない1937年
にスタートした実験です。
約80年、確かに石灰華に壺が埋もれていってます
洞内ではプロジェクションマッピングによるショーも行われます
鍾乳洞の岩にレーザーで映像が写しだされます。
音楽と共に数分のショーが行われます。
生き物や自然や歴史などをテーマにしています。
此方へは、西本洞コースの人しか入れません!
暗間の洞窟をガイドの案内とヘッドライトの光を頼りに、龍河洞を形成してきた地下水の流れを感じながら探索するコースになっています。
龍河洞博物館。
入館無料の博物館です。
龍河洞の生成についての地史的・科学的解明や、洞内生息動物の生態研究、弥生人穴居生活の遺産遺物の保存及び展示、洞外自然環境の学術的資料化など、地質・岩石・生物・考古・地史・人類など広範囲の分野にわたる資料研究物を公開展示しています。
龍河洞から発掘された弥生式土器も展示されています
暑い真夏の高知にいたのですが、龍河洞に来たら、一気に涼しくリフレッシュしました
益々、岩泉の龍泉洞へ行きたくなっちゃいました
18時からは洞窟の無料開放、21時からは打ち上げ花火が開催されるんだそうです
楽しそう~
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