栃木県の美味しいお話👅
先日の三連休の旅行の帰り道、栃木県佐野市を通りました。
此方は佐野市のイメージキャラクター、さのまる。
佐野ラーメンのお椀の笠をかぶり、 腰にはいもフライの剣を差した。 佐野の城下町に住むお侍だそうです。
佐野ラーメン🍜って聞いたことはありますが、食べたことがなかったので、せっかくなんで佐野ラーメン🍜を食べてみよう~ということになりました

佐野市のご当地ラーメン、佐野ラーメン🍜
佐野市内には昔からラーメン店が多く、昭和初期に人口が約5万人だった街に160軒近いラーメン店がありました。また、当時佐野の主な産業であった繊維業に従事していた職工さん(お母さん方)や、その忙しい家庭の食事に、すぐに食べられるラーメンの出前が利用されていました。佐野においてラーメンは佐野の産業を支える食べ物であり、佐野の人々にとって生活に深く根付いた愛着のある食べ物でした。
このような背景から、佐野では美味しいラーメンを提供するラーメン店が多かったので、昭和63年に「多くの人に美味しい佐野ラーメンを食べてもらいたい」という想いで、市内のラーメン店が集まって「佐野らーめん会」が発足しました。
佐野ラーメン🍜としての発祥は大正5年。佐野に移り住んだ中国人の料理人が伝えたと言われています。
佐野ラーメン🍜は気候、風土が味を作り、冬はからっ風の多い乾燥地で夜間は冷え込み夏は内陸型の蒸し暑さの中で特徴づけられました。日本名水百選の一つ、出流原弁天池湧水で知られるとおり、北に日光連山を控え地下水には恵まれていた、この地・この水が佐野ラーメンを作っています。
佐野ラーメン🍜の特徴は麺

竹を使って麺をうつ、青竹打ちの平麺が特徴です❗
青竹に脚をかけ、竹の下に麺の材料となる練った小麦粉の塊を置き、体重をかけて延ばしていく製法。
その特徴は、麺の生地に気泡が入り込むことで、柔らかく、喉ごしのいい麺になるそうです。
麺はコシが強く、太さは中太から細麺、平打ちなど、店によって異なります。
小麦粉に対する水の割合を表す加水率は、なんと
46%で、通常の中華麺が30~35%程度なので、水分の多い超多加水麺ということになります。
加水率が高い麺は、やわらかくもちもちした食感で、伸びにくい特性がありますが、その反面、スープとの絡みは悪くなります。そこで、佐野ラーメンは手操みをして、麺をちぢれさせることでスープと絡みやすくする工夫がなされています。
スープは店によって鶏がらであったり豚骨であったりしますが、コクのある醤油味が特徴です❗
具材はチャーシュー、刻み長ネギ(白ネギ)が入ることが多いそうです。
そんな佐野ラーメン🍜を食べに行ってきたのは、此方のお店。
田村屋
かなりの人気店でした❗
創業2005年と老舗店ではないのですが、佐野ではかなりの人気店でして、このお店で修行し独立したお弟子さん達が暖簾分けされてどんどん佐野ラーメン🍜のお店を出していっているんです

暖簾分けのお店は田村屋系と呼ばれています。
田村屋のまさに総本家にお邪魔しました。
現在の店舗は、2019年6月に移転し新しくした物。
旧店舗後にはお弟子さんが新しいお店をだしました。
店内にさのまるくんがいました~

味玉ラーメン🍜
ネギにほうれん草になるとにチャーシューが入っています。
すんだ醤油ベースのスープ。
大山鶏ガラをはじめ、もみじ・背ガラ・にんにく・生姜・鰹などから抽出し、そこに牛肉と牛スジを加えたスープ。
あっさりしてますが、コクもあります。
青竹手打ち平麺で、モチモチとした食感のこしのある麺でした。
食べていく内にくったりとしていきましたが。
大判の肉厚の豚バラチャーシューも柔らかかったです。
日本全国まだまだ我らが食べたことがないご当地ラーメン🍜がありそうで、色々と食べに行きたいですね~

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