富山県の観光スポットのお話
富山県高岡市にある観光スポット
大仏寺というお寺があります。
山号は鳳徳山の浄土宗のお寺です。
お寺の案内図。
参道です。
お寺の名前からもわかります様に、参道の先にドーンと大仏様が鎮座しておられます
高岡大仏という、銅製阿弥陀如来坐像。
奈良大仏、鎌倉大仏に並ぶ日本三大仏と言われている大仏様です✨
🔶奈良の大仏のお話
えっ
確か岐阜大仏も日本三大をうたっていたような気がする…
確か岐阜大仏も日本三大をうたっていたような気がする…🔶岐阜の大仏のお話
日本三大の真意はよく解りませんが、高岡大仏は、
此方の小杉大仏
そして此方の庄川大仏と並んで、越中三大仏の一つと言われています✨
高岡大仏以外は見たことないな～
高岡大仏の後ろ姿。
全体の高さ15m85cm、坐像の高さ7m43cm、総重量65tの大仏様。
円光背を背負っていることが特徴です！
円光背の頂点には、此方の阿弥陀仏の仏徳を一字で表現する梵字キリークが配されています。
大仏様のお顔立ち、キリリとしておられます。
出来栄えの素晴らしさから、日本一の美男と呼ばれる大仏様で、歌人の与謝野晶子が高岡を訪れた際に、高岡大仏を「鎌倉大仏より一段と美男」と評したとも伝わっています
確かにハンサムなお顔立ちです
私が高岡大仏に訪れたのは夜🌃でした。
夜🌃でも自由に拝観可能で、ライトアップがされていました。
ですが台座の中までは既に閉館しており見学することはできませんでした。
台座に入口があり、中を見学できます。
内部は6:00～17:00の間参拝可能。
内部は回廊になっており、壁面には地獄絵などの仏画13作が展示されています。
1番奥には大仏の頭部があります。
高岡大仏はおよそ800年前、承久の乱をさけて越中に入道した源義勝が木造大仏を造営したことがはじまりだと言われています。
その後、何度も荒廃や焼失といった危機にあいましたが、人々の願いにより再建を繰り返して参りました。
現在の大仏の1つ前の二代目木造大仏がこの写真。
1900年の大火で類焼してしまいました。
奥に奉られた大仏の頭部はこの二代目大仏の焼失を免れたご尊顔。
現在の高岡大仏は三代目で、地元の銅器製造技術の粋を集め、1907年より26年の歳月をかけて完成した物になります❗
参道には仁王像。
此方は口を結んだ吽形像。
怒りを内に秘めた表情をしています。
開口の阿形像。
怒りを顕わにした表情をしています。
観音像
交通安全を祈願し建立された物です。
時鐘
市民へ時を知らせる時鐘として、完成から200年以上を経過した今も尚、毎日午前6:00と午後6:00の２回その勤めを果たしています。
高岡の伝統の高岡鋳物でできた立派な鐘です。
高岡を訪れた際に、夜🌃にフラフラ～っと大仏様を見物に行ったのですが、機会があったら、また昼間に回廊などじっくりと見学に訪れたいですね
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