三重県の観光スポットのお話🏯
三重県伊賀市には、伊賀上野城🏯という城跡があります。
上野盆地のほぼ中央にある上野台地の北部にある標高184mほどの丘に建てられた平山城である、伊賀上野城🏯
城跡一帯が国の史跡に指定されており、近隣一帯は上野公園として整備されています。
曽爾高原へ行った際に、名阪国道で伊賀上野インターで降り、名張を抜けて向かったのですが、帰りもやはり伊賀上野インターに戻ってきました。
帰りすがら伊賀上野城🏯を見学に行きました。
夜🌃のライトアップされたお城🏯を眺めてから帰ろう~とやって来たのですが、全くライトアップされておらずーー⤵️
肉眼でなんとか城🏯は見ることはできた物の、暗すぎて公園内散策するのも諦めて帰ってきた次第ですわ
🔶曽爾高原のお話♨️
とはいえ、かなり前になりますが、伊賀上野城🏯がある、上野公園⛲には訪れたことがあります。
白鳳門
この門を潜って上野公園⛲に入ると天守に行くには近いです❗
伊賀上野城🏯
かつて上野城の場所には要塞としても利用された平楽寺や仁木氏館がありました。
織田信雄(北畠信雄)の家臣である滝川雄利は平楽寺の跡に砦を築いたが、小牧・長久手の戦いの際に脇坂安治によって落城させられ、その後筒井定次によって改修を受け、徳川家康の命を負って藤堂高虎が拡張されましたが、豊臣氏が滅んだため築城が中止されました。
築城の名手とされる藤堂高虎が改修したお城🏯が伊賀上野城🏯です。
伊賀上野城🏯は別名を白鳳城と言い、日本100名城にもえらばた白亜の城🏯
ですが、現在この地に建っているのは、天守は昭和初期に建てられた復元の模擬天守です❗
3層3階の天守は伊賀文化産業城🏯と言います❗
伊賀上野城🏯は元々は筒井氏のお城でしたが、その頃は大坂城を守る出城としての機能を持った城🏯でしたが、藤堂氏が城主になると今度は大坂城を攻めるための城というまったく正反対の立場をとった城だったのです
伊賀上野城🏯は他のお城同様に天守の中を見学できます
藤堂氏の鎧等が展示されています。
唐冠形兜。
藤堂高虎が豊臣秀吉から拝領した兜で、高虎から藤堂玄蕃良重に与えられました。
良重は大坂夏の陣で討ち死にしましたがこの兜は代々玄蕃家に受け継がれ、伊賀市に寄贈されたものです。
天井絵巻。
格天井には46枚の書画の1m四方の色紙がはめ込まれています。
中には横山大観の作品もあります✨
1階には忍び井戸があります。
これは「大阪城の攻略が不首尾に終ったときは上野城に籠城する」という秘命を徳川家康からうけた藤堂高虎が作った抜け穴。
明治維新後、廃城令によって廃城処分とされ、ほとんどが取り壊されました。
高石垣が当時のまま残っております❗
長年日本一といわれてきた藤堂高虎が作った、高さ約30mの石垣。
しかし実際には大阪城🏯の高石垣が高さ32mで日本一の物でした❗
伊賀上野城🏯の高石垣は、打込はぎの技法で築かれ、根石より天端まで29.7mの高さを誇り、三方に折廻して、延長368mに及ぶ物です。
お堀。
実は伊賀上野城🏯の高石垣は大阪城🏯の高石垣と地理的に向かい合って建っていると言われています
俳聖殿
上野公園⛲内にある建物。
松尾芭蕉の生誕300年を記念して、1942年に建てられました。
松尾芭蕉の生誕の地は三重県伊賀市なんです✨
殿内には等身大の伊賀焼の芭蕉座像が安置されています。
命日の10月12日の芭蕉祭で公開されます。
伊賀と言ったら、伊賀忍者
忍者服部くんや、バジリスク等にもでてきますし、忍者のイメージが強いかと思います
上野公園内には伊賀流忍者博物館があります。
忍者伝承館も併設されています!
上野城から移築された永倉という現存櫓が使用されています。
忍者の資料等が展示されており、忍者実演ショー等も行われています
芭蕉翁記念館
伊賀市が生んだ、江戸時代前期の名俳諧師の松尾芭蕉の記念館です✨
旧小田小学校本館
明治14年(1881年)に建てられたもので、現存する小学校校舎としては三重県で最も古い建物です。
伊賀上野城🏯に向かう時に国道163号線を通っていると、学校があるのですが、三重県立上野高等学校。
略称を上高という現役の高校🏫なんですが、建物が伊賀上野の街にとても溶け込んでいます
白亜の明治校舎が特に目を惹きます
明治校舎は1900年(明治33年)に建築された物で、三重県指定有形文化財に指定されています
上野高校🏫の校内には伊賀上野城🏯の現存の武器庫、手当蔵があります❗
旧藤堂藩の手当蔵です。
上野高校の前身となる三重県第三尋常中学校は、1899年(明治32年)に開校し、その翌年に新校舎ができるまで、手当蔵を仮校舎としていました。
校舎が新しく建てられてからも、手当蔵は壊されずに残されました。
学校🏫に武器庫があるなんて❗なんか珍しいというか、スゴいですね
史跡旧崇広堂
此方も国道163号線沿いにある建物。
三重県に現存する唯一の藩校建築であり、国の史跡に指定されています。
だんじり会館
毎年10月に行われる上野天神宮の秋祭、上野天神祭の華麗なだんじりを3基と全国的に珍しい鬼行列の一部を再現展示しています。
上野天神祭
三重県伊賀市上野地区にある菅原神社で行なわれる、国の重要無形民俗文化財に指定されている秋祭り
京都の祇園祭の山鉾に似た、だんじり(楼車)が、巡行されます❗
お隣の三重県でだんじり祭りが行われているなんて知りませんでした~
鬼行列の衣装。
鬼行列。
鬼行列は、相生町・紺屋町・三之西町から成る三鬼会に徳居町を加えた四鬼会によって継承されており、百数十体のさまざまな表情の鬼たちが秋の城下町を練り歩きます。
上野天神祭の鬼行列は、藤堂高虎から平癒祈願の返礼として役行者の能面を寄進された城下の修験道寺院が、上野天神宮の秋祭りでその面をつけて大峯に入山する修験者の列のようすを再現したことが始まりであるといわれています。
伊賀市は松尾芭蕉の生まれ故郷
伊賀上野城🏯の近くには伊賀鉄道🚋伊賀線の上野市駅🚉があります。
上野市駅🚉の前には松尾芭蕉の銅像が建っています。
そして芭蕉翁生家もあります❗
松尾芭蕉が幼少の頃を過ごした生家とされる木造建築の家🏠️が残されています。
安政の大地震の際に被災し、改築されたとされます。
近くには、松尾家の菩提寺である愛染院願成寺、遺髪を収めた故郷塚があります。
最初にもお話しましたが、曽爾高原の帰りに伊賀上野城🏯がライトアップされていたらいいな~と思い訪れたのですが、真っ暗でほとんど見られませんでした~
ライトアップされた伊賀上野城🏯はこんな感じ。
恐らく、春の桜🌸のシーズンとかにライトアップされるんでしょうね
今年(2023年)の開催は、8月12日(土)、13日(日)に開催されます
俳聖殿も幻想的で素敵~
ちょっと観てみたいですね~
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