青柏祭 | お銀ちゃんの大日本漫遊記( v^-゜)♪

お銀ちゃんの大日本漫遊記( v^-゜)♪

温泉大好き❤️食べるの大好き❤️なお銀ちゃんの日本全国、楽しい美味しい旅の記録です( v^-゜)♪

※ブログ記事の内容は私達が訪れた時当時の内容となっています。
※ブログ記事は訪れた都道府県ごとにテーマ分けされています。

石川県のお祭りのお話祭


2017年、富山県石川県に旅行に行きました🚙

その際に能登半島をぐるりと観光してきました。

和倉温泉♨️に行って、輪島の朝市に行き、七尾城🏯を観光してきたのですが、七尾の街にやって来たら、スゴい人が集まっているではないですか!!

えっ!?何かイベントでもあるの!?

全然知らずに、下調べもせぬまま七尾にやって来たのですが、この日は七尾で有名なお祭りが開催されていたのでした!!

せっかくなのでお祭り祭を観て行きましょうニコニコ

青柏祭というお祭り祭


石川県七尾市大地主神社⛩️毎年5月のGW時に行われる例大祭が青柏祭祭


大地主神社⛩️

おおとこぬしじんじゃと言います。

青柏祭祭は、石崎奉燈祭、七尾祇園祭、七尾港まつりとともに七尾四大祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコの無形文化遺産に登録されているお祭り祭なんです!

青柏祭の由来は、神饌を青柏の葉に盛って供える事からと言われています。


府中町・鍛冶町・魚町の三町の山町(やまちょう)から、それぞれでか山といわれ上段に歌舞伎の名場面をしつらえた山車(曳山)3台奉納されます。


でか山の名前の由来は、山車が大きく、大きいことをこの地方ではでかい(でっかい)という為です。

確かにむちゃくちゃでっかい山車です!!

見事👏圧巻👏


3台の山車の形は、末広形とも北前船を模したものとも言われています。

山車の高さ約12m、上部の開き(長さ)約13m、幅・上部約4.5m、下部(車輪間)約3.6m、車輪の直径約1.9m、幅約0.6m、総重量約20トン舟形の山車。

山車としては日本最大級、体積・重量では日本一なんですキラキラ


まず大きな車輪から舞台部分まで木枠の骨組みを組み、そこに舟形になるよう前後には丸太を斜めに立て、横木に多くの竹を用い碁盤の目に組み立てていきます。

また舞台裏(後方)も丸太と竹で碁盤の目に組み立てます。

その後山車全体の外装に150枚ものむしろで蓋い、そこに何枚もの幕を重ねるように覆っていきます。

また山車前後の外側には木遣衆が乗る木遣り台も据えられます。

組み立てには釘や鎹などは使用せず、藤を編んだ藤づると藁縄を用いる藤搦みという技法を用いています。

これにより山車が揺れて歪みを吸収する柔構造となっているんです❗

1台で700mもの藤づるが必要で、現代では藤づるを手に入れるのは困難になってきており、一部の山車はナイロンロープを使用しているそうです。


組み立てられたでか山の上段正面舞台には毎年題材を替え、御殿や城、神社仏閣など歌舞伎の場面に合わせ立体的に作られ、そこに何体もの登場人物の人形の体と頭を作り、着付けをし飾られています。


こうゆう山車って歴史を感じられ、なんか良いものですニコニコ


このでか山七尾の町を練り歩くのですが、巨大なでか山が狭い道を立ち並ぶ家の軒や電信柱ギリギリを掠めながら曳かれていくんですチュー

このギリギリ感が観ていてハラハラドキドキしましたね~チュー

でか山は誰でも曳くことができるのも大きな特徴で、でか山からは3本の綱が繋がれており、山の直前は地元の若衆が、その前方に観光客や子供たちなどが繋がり曳いています。


でか山には木遣衆という子供たちが乗っており、木遣り唄を歌います。

祭礼では各町揃いの浴衣に白足袋、草履姿の木遣衆5、6人が前方の木遣り台に乗り込み、扇子や五色紙彩を振りながら木遣りを唄い音頭を取ります。

木遣り台での並びには決まりがあり、真ん中が一番の若手(新人)、両端をベテランで固めるのだそうです❗
なお右端を高段(たかだん)、左端を下段(しもだん)といいます。


細い路地をでか山が曳かれてきます!


本当素晴らしい迫力のあるでか山。


本当に船のような山車ですね爆笑


でか山を方向転換させるのも人力で行われます!

その方向転換の作業を、辻回しと言います。

祭礼中は角々で辻回しが行われます。


大きな車輪です!!

四つ角に進んで来たでか山は交差点内ほぼいっぱい、でか山の約半分が顔を出している状態で止め、でか山の前方に長さ約7mの太く堅い樫の木の大梃子を斜めに差し込み、下に木馬をかまし、ここに多くの若衆が隙間なく座り木遣りに合わせて揺らします。

すると大梃子が水平になってゆきそれと共にでか山前方が浮きます、そこに直径1mの軸車を車軸に進行方向に対し直角に差込み大梃子を抜き、観光客も加わり綱を曳き90度回転させます。

その後もう一度大梃子を差し込み、軸車を外すため同じ作業を繰り返し辻回しが完了します。

T字路でも四つ角と同じように止めますが、せり上げという方法を用います(ごくまれにジャッキを用いてあげる事もある)。

撥梃子という三角の大きな木材に前輪を押し上げ、同じように軸車を差し込み撥梃子の上に乗せたまま綱を曳き90度回転させる。回転後は四つ角の場合と同じ作業で軸車を外します。


と~っても大変な作業をぱぱぱ~っと、何度もやってしまうんですよ!

スゴいというか、お見事というか、圧巻でしたチュー

この時はブログを始めるとは思っていなかったので、少しだけ辻回しの車輪の様子を動画撮りましたが、こんなことならばもっとしっかり動画撮影すれば良かったよ~プンプン


昨年、3年ぶりに開催された青柏祭祭辻回しのYouTube動画ですニコニコ

偶然この青柏祭祭に遭遇したんですが、本当に良い素晴らしいものを見せて貰った~と、とても感動しましたね~ラブ

青柏祭祭は、今年(2023年)は、
2023年5月3日(水・祝)~5日(金・祝)
三日間開催されます音符

本当に素晴らしい、見応えのあるお祭り祭ですウインク


ブログランキング・にほんブログ村へ
ご訪問ありがとうございます。

クリックしてくれると嬉しいです(*>∀<*)



フォローしてね!