福岡県の美味しいお話👅
福岡県のお土産、福岡県の銘菓チロリアン。
私は結構好きなので良く購入します
1962年に千鳥屋が販売を開始した洋菓子です。
チロリアンを考案したのは、販売開始当時に千鳥屋の経営責任者にあった原田ツユさんの次男・原田光博さん。
京都から来たせんべい職人が作っていた筒状の飴せんべいに着想を得て、本で見たオーストリアのチロル州の伝統菓子をモデルに中にクリームを詰めて誕生したもの。
名称は当初は洋風巻きせんべいと呼んでいましたが、チロル州のものを意味するチロリアンに加え、当時の博多の人が千鳥屋をちろりやと呼んでいたことに因み、チロリアンとされました。
商品イメージにあわせてチロルの民族衣装を着たキャラクターがパッケージに描かれていますが、長尾まもるさんがデザインされたそうです
チロリアンはこうゆうお菓子。
ミルクとバターを使用したロールクッキーにクリームを詰めたもので、中のクリームはいろんなフレイバーがあります。
グリコのコロンに似ていますよね
私、子どもの頃、コロン大好き❤️だったんです
なのでチロリアンも大好物
チロリアンは千鳥屋の商品なんですが、千鳥屋はお家騒動などいろいろあるようです。
千鳥屋を創業したのは、九州北部を支配していた龍造寺氏の家臣であった原田家。
原田家は元は、太俣郷(現在の佐賀県佐賀郡久保田町)に松月堂の屋号で和菓子店を創業しました。
後に松月堂の支店として千鳥屋を福岡県飯塚市に開きました。
千鳥屋名物の千鳥饅頭が筑豊炭田の労働者らの土産物などとして受け入れられ、1939年には松月堂を閉じ、千鳥屋を千鳥屋飯塚本店としました。
飯塚に行った際に、この写真の千鳥屋飯塚本店に訪れましたが、風格のある老舗店舗でなかなか良かったです
飯塚に本店を立ち上げたのが、原田政雄さんで、彼の死後は妻の原田ツユさんが切り盛りしました。
原田ツユさんの息子たちがそれぞれ全国各地に千鳥屋を立ち上げたのですが、原田ツユさん死後に兄弟喧嘩が勃発しました。
チロリアンの商標を巡る裁判訴訟まで起きたそうです
そんな内情があったとは知らなかったぁ
千鳥屋の屋号で店舗を運営する企業は4つありました。
私が訪れた飯塚のお店は、千鳥屋本家。
福岡市に本社を置く、千鳥饅頭総本舗。
兵庫県西宮市に本社を置く、千鳥屋宗家。
そして東京に本社を置いていた、千鳥屋総本家。
現在は千鳥屋総本家は倒産した為、3社。
先ほど、チロリアンの商標を巡る裁判訴訟が起きたと記載しましたが、現在、チロリアンの商標を持っているのは、福岡市に本社を持つ千鳥饅頭総本舗。
訴訟は起きたものの現在は和解しているようです。
その為、同じチロリアンでも店舗によりパッケージのデザインが違うんですねー
よく博多で購入しているのは、千鳥饅頭総本舗の物でした❗
チロリアンにはロングとショートがあります。
飯塚の千鳥屋本家に行った際にはロングのバラ売りもありました。
お土産として人に渡す際にはパッケージされた物が良いですが、パッケージがほんと可愛い~
チロリアンってイメージですね
自分で食べる用には箱入りではなく、袋詰めので充分なんですが、千鳥屋本家ではお徳用パッケージの大量にショートが入っている物が販売されていて、そちらを購入しました
千鳥饅頭総本舗からは、嬉野紅茶味の物が販売されていて、これとっても美味しかったです
此方はチロルチョコとコラボした商品。
チロルもチロリアンもフレーズ似てますもんねっ
チロルもチロリアンも同じ、昨年発売60周年だったそうです
それを記念したコラボ商品。
チロルとのコラボだからチョコ味かしらんって思ったら、コーヒー☕味でした
でも美味しかったです
今いちばん食べてみたい、気になるのは、
チロリアン九州の味めぐり。
宮崎マンゴー🥭に、博多あまおう🍓に、八女玉露🍵の味。
どれもむちゃくちゃ美味しそう~
そして元々、千鳥屋の目玉商品であったのが、
千鳥饅頭。
飯塚に行った際に気にはなっていたものの、チロリアンだけ大量購入して買わなかったんです
悔やまれます
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