憂国のサラリーマン -98ページ目

東国原都知事?

東国原・前宮崎知事、25日に都知事選出馬表明

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110205-OYT1T00121.htm?from=main1


宮崎県前知事の東国原英夫氏(53)が、25日に東京都内のホテルで会合を開き、東京都知事選への立候補を表明することが後援会関係者らの話でわかった。

 複数の関係者によると、東国原氏は1月20日に1期限りで宮崎県知事を退任した後、「都知事選に出る気持ちは固まった」と周囲に決意を伝えた。都知事選と併せて次期衆院選出馬も検討したが、解散時期の見通しがたたないこともあり、都知事選への出馬を最終的に決断したという。

2011年2月5日03時05分 読売新聞)

先日、東国原元宮崎県知事が地方の限界を感じ、国政レベルに照準を合わせているのではないかと推測した記事を書いた。

都知事選出馬とはちょっと意外である。本人はブログで、いろいろな可能性を探っている段階であり、都知事と言及していないと言っている。

宮崎よりも規模の大きい東京都で知事を経験して、それから国政でもいいが、都知事の仕事が中途半端にならないようにお願いしたい。
同じく都知事を取り沙汰されているレンホー議員に比べたら、断然東国原知事でしょう。何百人もいる国会議員と、民主党の迷走で混乱している国政の歯車の一部になるよりは、東京のトップとしての仕事の方が面白いかもしれませんね。勝手に地方の財布に手を突っ込んで、こども手当てとしてばら撒かれることに反対している地方自治体が見られますが、確かに地方が連携して、国政に対して影響力を発揮するのもひとつのやり方かもしれません。
東京都レベルであれば、その影響力も大きいでしょう。大阪府とも連携すれば、それなりの存在感も出てきそうです。
東国原氏の今後の動向、楽しみに見守っていきたいと思います。

国民の歴史

「日本を讒する人々」の中の一節を紹介したい。

イギリスの哲学者オーウェン・パーフィールドの言葉。


「歴史の事実は雨上がりの大気中にある水滴のごとく無数にある。その断片を拾い集めればどれもが事実であるが、ある視点からそれを見ると虹が見える。その虹がその国民の歴史である。」


美しい虹を見せることが、戦後の日本の教育、社会からすっぽり抜け落ちている。それどころか、悪しき日本、侵略国家日本、という黒い虹ばかりが強調される。

どんな国の歴史にも陰の部分がある。それをかき集めてこれでもかと国民に刷り込むようなことはもう止めよう。

欧米列強のアジア植民地化に抵抗した唯一の国として、尊敬、感謝されている一面もある。

日本の韓国併合を推進していた韓国人達がいて、実際に日本の統治下で、人口も国民総生産も飛躍的に高まった。伊藤博文は、むしろ韓国併合に反対だったと言う。韓国が共産主義の拡大、ロシアの南下に毅然としていれば、日本が貴重な国家予算を韓国に注ぎ込む必要はなかったであろう。

台湾の人達は、台湾の「日本時代」は良き時代だったと懐かしみ、今でも親日派の人が多い。当時の日本の最先端の技術が台湾に導入され、経済が成長した。進歩派の日本人が、モデル都市を台湾に作ろうとした痕跡が見られる。

東南アジア諸国も、日本のおかげで、欧米列強から独立することができたと言っている。独立に必要な精神、組織化、軍事訓練、資金は、日本の統治下で育まれたといわれている。独立後、多くの東南アジア各国の首脳が、日本にその感謝の意を表している。

中国共産党だって、日本が国民党と戦ってくれたおかげで、自分達はその疲れきった国民党を簡単に倒すことができたと感謝している。また、中国国内に鬱積している国民の不満を反日に転化できているのは、日本が自虐史観で勝手に自縄自縛し、おとなしくしているからで、決して口には出さないが、ありがたいと思っているだろう。(どちらかというと馬鹿にされているかなw)

確かに歴史の陰の部分も認識、反省する必要はあるが、もっと多面的に歴史を学ぶことが重要で、特に七色の虹の部分を未来に活かすべきだろう。

日本を讒する人々

今週は5冊の本を読んだが、自信を持って人に薦められるのは、渡部昇一、金美齢、八木秀次の3名の対談をまとめた「日本を讒する人々」。

曖昧な歴史認識に基づいて売国的な言動をしてきた政治家、官僚、知識人を実名で糾弾していて面白い。

どんな歴史にも光と影の部分がある。世の中、そんなに単純に割り切れるものではない。しかし、日本の戦前、戦中の、特に中国や韓国との関係について、影の部分しか発言を許さないような、ある種の言論統制下にある日本は異常である。

光の部分を忘れてはいないかと問いかけた田母神航空幕僚長を更迭した政府、それを後押ししたマスコミ、知識人と呼ばれる人々の言動を、3名が検証する。

その中で、戦前の保守化、右翼の台頭は、共産主義の拡大に対する危機意識、反体制による国家崩壊の懸念に呼応したものであり、その後、軍部が暴走して戦争に突入したというような単純な歴史認識は誤りだとしているが、もっともだと思う。

3名が豊富な知識と説得力のある発言で討論しているので、是非読んでみてほしい。

日本を讒(ざん)する人々/渡部 昇一 金 美齢 八木 秀次
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