憂国のサラリーマン -76ページ目

被災国の日本が何故円高?

歴史的な円高水準で推移=G7協調に注目-東京市場http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2011031701032

17日の東京外国為替市場の円相場は、海外市場で戦後最高値(1ドル=79円75銭)を更新した流れを引き継ぎ、一時78円台後半に急伸するなど歴史的 な円高水準で推移した。午後5時現在は79円21~24銭と前日比1円72銭の円高・ドル安。対ユーロでは、1ユーロ=110円55~58銭で2円46銭 の円高・ユーロ安。 最高値を大幅に突破したことで、市場では「円相場の目安が見えなくなった」(都銀)との声が聞かれ、先行きの不透明感が増している。18日朝に先進7カ国 (G7)の財務相・中央銀行総裁が開く緊急電話協議で、震災で揺れる日本に仕掛けられた投機的な動きに協調姿勢を打ち出せるのかに、市場の注目が集まって いる。(2011/03/17-19:30) 

株価の暴落とは裏腹に円が買われている。東北地方で壊滅的な被害にあったことと円高がどう結びつくのか?
株価が下がるのはわかる。特に東京電力株など、今回の原発事故による損失が計り知れないため皆が売りに出していて、地震の前日の3月10日に2163円だった株価は17日の段階で798円と半分以下になっている。東京電力以外にも工場や在庫に被害を受けた会社も多く、各社の株は売られて当然だろう。11,000円に届こうかとしていた日経平均株価も9000円レベルまで落ちた。
この大地震による日本経済の低下を懸念し、円が売られて円安になりそうなものだが、一説によると、この暴落した株価を叩き買うためにハゲタカファンドを中心に円が買われ、円高になっているというのである。
人の不幸を利用してマネーゲームをしかけ大儲けを狙っているという。
暴落した株を大量に買った後、今度は円を売りまくり円安に誘導し、株価が回復したところで、為替差益もあわせて儲けようというのだ。円安になれば、日本の輸出競争力も復活し、株価が回復する可能性は充分にある。
こんな緊急事態に株式市場を開くなんて馬鹿だという識者もいる。日本の資産が買い叩かれるだけで、日本人、日系企業にはメリットがない。
しかも通勤が困難な中、必死で出勤し日本の企業の株式を大安売りしているのである。
言われてみればそのとおりだと思う。
政府は会議と担当人事ばかりで、具体的な対策が全然見えない。
投機を仕掛けられるような状態にしておくのが悪い。財務大臣経験者が4人も閣僚にいるのに何をやっているんだろう。
もっとも当面は、製品を輸出するどころではなく、不足する物資、原料を輸入する方が多いと予想されるので、円高の方が助かるのかな?

松島基地ごめん

航空自衛隊松島基地において、東日本大震災の際の津波の影響で、1台120億円の戦闘機が20台以上おしゃかになったと報道されたので、2000億円をパーにするなんて何をやっているんだとブログに書いた。

http://ameblo.jp/mmtm2002/entry-10828247018.html

当初、震源の距離や潮位計のデータから、地震が発生してから津波が到達時間するまでの予想時間を約30分とした情報があったので、30分あれば飛び立てただろう、貴重な国民の資産や国防をどう思っているんだと感じたままを書いたのだが、昨年夏にブログを始めて以来、最高の数のコメントを頂きました。その多くが手厳しいものでした。

なかなか航空自衛隊や防衛省からの説明がありませんでしたが、以下の2つの関連記事から判断すると、
① 約4mの津波が地震発生から10分後に襲い掛かってきた。
② 当日は悪天候で、離陸が困難だった
ということだったようです。
一般国民以上に、隊員達自身が1機も飛ばせなかったことを悔しく思っているようで、救援物資の輸送拠点として少しでも早く滑走路が使用できるように、復旧に全力をあげて いただいたようです。おそらく睡眠時間を削って、体力の限界まで瓦礫の除去、滑走路の整備に尽力してくれていたのだと思います。感謝です。
でも、やっぱり30機近くが全滅したんだから、①、②の理由を説明し、これから全力で滑走路の復旧に取り組みますと宣言してくれればよかったと思います。
まあ、隊員からは、被災地の苦労も知らずにブログで勝手なこと書いているんじゃねえよと言われても仕方ありません^^;
でも、サラリーマンだって一生懸命働いて税金を納め、自衛隊の装備や給料に貢献しているんです。我々の血税が2000億円も無駄になったと聞いたら説明して欲しいですよ。国防の低下も心配だし。

やっぱり一番悪いのは、中途半端に報道した朝日新聞かなw

↓関連記事

空自松島基地の滑走路復旧 救援物資の輸送拠点に
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY201103160333.html
宮城県東松島市の沿岸部にあり、津波の被害を受けた航空自衛隊松島基地に16日、地震後初めて大型輸送機が着陸した。津波に流された倒木や泥で覆わ れて滑走路が使えなかったが、15日に整備が完了。「これからは、ばんばん物資を運べる」(航空自衛隊幹部)。救援活動の進展が期待される。

 松島基地には、2700メートルと1500メートルの2本の滑走路があり、被災地に近い輸送拠点として復旧が急がれていた。16日、雪の降る悪天候の 中、まず米軍の輸送機C130が大量の水を積んで到着。陸上自衛隊のトラック5台に積み込み、宮城県気仙沼市の病院や岩手県陸前高田市の避難所などに向 かった。

 天候が回復次第、航空自衛隊の輸送機も、食料や医薬品の空輸を本格化させる予定だ。これまで救援物資は陸路やヘリで運んでいた。輸送機による空輸が可能になることで、運べる物の種類も量も大幅に広がるという。

 松島基地には4メートルほどの津波が押し寄せ、基地内にあったヘリや航空機28機が全滅した。所属隊員約1100人のうち、約900人は無事だったが、全員の安否確認はできていない。医療活動ができる隊員らは、他の基地に移って救援活動をしているという。

 地震発生時、同基地の救難隊のヘリは、悪天候で飛びあぐねている間に津波に襲われ、300メートル流されて押しつぶされたという。大泉裕人広報班長は「あのとき1機でも飛ばしていれば、助けられた命があったかもしれない。非常に悔しい」。(木村和規)


東日本大震災:津波最大十数メートル 東京大地震研教授ら分析

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110314ddm003040091000c.html

 ◇東日本沿岸、ほぼ同時到達

 東日本大震災で発生した大津波は、地震発生後10分以内で東日本各地の沿岸に到達し、最大で高さ十数メートル以上に上った可能性があることが、古村孝志・東京大地震研究所教授らの分析で分かった。

 古村教授らは、米地質調査所の解析を基に、最初の地震で南北に600キロ、東西に250キロの断層が17メートル動いたと想定。津波の発生と伝わり方をコンピューターで再現した。

 その結果、津波はわずかに引き波で始まり、岩手県から茨城県の太平洋側の海岸に、早いところでは10分以内で到達。通常、津波は震源から同心円状 に伝わり、震源に一番近いところに早く到達するが、今回の地震は三陸沖から茨城沖に至る南北に長い領域が動いたため、東日本の沿岸にほぼ同時に到達した可 能性があるという。

 仙台市や宮城県石巻市などが面する仙台湾では、湾状の地形に沿って津波が集中。湾や三陸のリアス式海岸のV字形地形のようなところでは津波が集ま りやすく、集まった水が一気に押し上げられ、高いところでは十数メートルに上ったと見られる。また、北海道沿岸は、三陸沿岸の波が跳ね返って伝わり、第2 波以降が高くなっている地点があった。

 津波は3時間経過してもおさまらなかった。古村教授によると、津波は陸に到達した後、終息するのではなく、沿岸にとどまったり海岸沿いを伝わっていくため、湾では長時間高い波が続くという。

 古村教授は「到達まで10分あったとしても、地震の規模も想定以上に大きく、揺れたり物が壊れたりしている中で避難するのは物理的にも心理的にも難しい。防災訓練をしていても非常に厳しい状況だったのではないか」と話す。【大場あい】

毎日新聞 2011年3月14日 東京朝刊



気象庁 津波情報

http://www.jma.go.jp/jp/tsunami/observation_04_20110312193944.html

地震の発生日時: 03月11日14時46分頃
震源地: 三陸沖 マグニチュード: 8.8 深さ: 約20km
八戸       第1波 11日15時22分 (-) 0.8m
         最大波 11日16時51分     2.7m以上
むつ市関根浜   第1波 11日15時20分 (-) 0.1m
         最大波 11日18時16分     2.9m
宮古       第1波 11日14時48分 (+) 0.2m
         最大波 11日15時21分     4.0m以上
大船渡      第1波 11日14時46分 (-) 0.2m
         最大波 11日15時15分     3.2m以上
釜石       第1波 11日14時45分 (-) 0.1m
         最大波 11日15時21分     4.1m以上
岩手釜石沖*   第1波 11日14時50分     (不明)
岩手宮古沖*   第1波 11日14時50分     (不明)
岩手久慈沖*   第1波 11日14時56分     (不明)
石巻市鮎川    第1波 11日14時46分 (+) 0.1m
         最大波 11日15時20分     3.3m以上
気仙沼広田湾沖* 第1波 11日14時54分     (不明)
酒田       第1波             (第1波識別不能)
         最大波 12日00時55分     0.4m
相馬       第1波 11日14時55分 (+) 0.3m
         最大波 11日15時50分     7.3m以上
福島小名浜沖*  第1波 11日14時52分     (不明)
大洗       第1波 11日15時15分 (+) 1.8m
         最大波 11日16時52分     4.2m

情報錯綜

福島原発事故の影響で、放射線量が通常の100倍に上昇しているというような不安を煽る見出しのニュースが出ているが、事実を正確に伝えてほしい。100倍も正確だろうということではなく、許容限度に対してどのくらい問題なのかという点を考慮して報道をして欲しいものである。100倍と言う現在の茨城県の放射線量レベルの場所は、中国やインドで自然に見られるとの報道もある。しかし、その地域の住人の健康についてきちんと調査されているのかは不明である。ラドン温泉と同じ効能があって健康にかえっていいのか、それとも白血病の発生率が高まるのかわからない。

通常の自然界における被爆量の誤差範囲だとか、仮に一年間この状況が継続しても、厳しい日本基準の許容限界の30%程度だとか、きちんと健康に与える影響を定量化して説明して欲しい。現状は全く心配ない状況のようであるが、福島原発はついに5,6号機も温度上昇が見られるようなので、今後急速に悪化する可能性は否定できません。きちんと定量化し、グラフ化して分かりやすく報道してほしいものです。

700万マイクロシーベルト 全身被曝(確実に死亡)

300万マイクロシーベルト 全身被曝(半数が死亡)

100万マイクロシーベルト 全身被曝(10%の人が悪心嘔吐)

50万マイクロシーベルト(500ミリ)全身被曝(これ以上は抹消血中のリンパ球減少による急性障害)

40万マイクロシーベルト(400ミリ)福島第一原発事故での「1時間当たり」最大値★

15万マイクロシーベルト(150ミリ)男性生殖器機能の一時的喪失

10万マイクロシーベルト(100ミリ)原発非常時の作業員の「年間」許容量★

6900マイクロシーベルト 胸部CTスキャン1回

2400マイクロシーベルト 世界平均の一人当たり「年間」自然放射線量

1000マイクロシーベルト 日本の一人当たり「年間」自然放射線量限度(医療以外)★

600マイクロシーベルト 胃のレントゲン1回

190マイクロシーベルト 旅客機による東京~NY往復1回

50マイクロシーベルト 胸部レントゲン1回

5マイクロシーベルト 原発異常事態の「1時間当たり」基準(10条通報基準・屋内退避基準)★

0.05マイクロシーベルト 原発通常時の周辺地域の「1時間当たり」線量★


↓関連記事

関東各地で高い放射線量、通常の100~3倍

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110315-OYT1T00446.htm

福島第一原発(福島県)から90キロ以上離れた茨城県北茨城市をはじめ、宇都宮市や神奈川県横須賀市などで15日午前、通常時の100~3倍の放射線量が確認された。

 茨城県によると、北茨城市役所の放射線監視装置で午前5時50分、原子力災害対策特別措置法の基準値に定められた毎時 5マイクロ・シーベルトを超える5・575マイクロ・シーベルトの放射線量を確認した。通常時の約100倍で、県は同原発の影響とみている。ただ、胸部レ ントゲンの10分の1程度の量で、健康に影響はないという。

 同県東海村の東京大大学院の研究施設敷地や、日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所敷地内でも5マイクロ・シーベルトを超える放射線量が観測された。

 埼玉県は、さいたま市内で観測している大気中の放射線量について、1時間当たりの平均値が午前11時の時点で通常の20~38倍となる1・222 マイクロ・シーベルトに達したと明らかにした。正午時点では0・201マイクロ・シーベルトで、人体への影響はないレベルだとしている。

 宇都宮市内の保健環境センターでは午前10時の時点で、放射線量が通常の30倍にあたる1・318マイクロ・シーベルトに急増した。また、神奈川 県横須賀市では午前5時半ごろ、市内10か所の監視装置が通常の3~8倍の毎時0・161~0・257マイクロ・シーベルトを観測した。この日は朝、北風 が吹き、市危機管理課は「福島から風で運ばれたのだろう」とみている。

(2011年3月15日13時21分 読売新聞)

北茨城市の「100倍」放射線量 中国やインドなどでは自然にあり得る数値

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031515390090-n1.htm

茨城県北茨城市で観測された1時間あたり5・575マイクロシーベルトという放射線量について東海第2発電所(茨城県東海村)を持つ日本原子力発 電の放射線管理担当者は「ブラジルやインド、中国などでは普段でも同5マイクロシーベルトを超える場所もある」と説明。自然界でもあり得る数字との見解を 示した。

 同発電所では、原子炉が入る原子炉建屋など放射線量が多い場所は管理区域に指定され、一般の立ち入りが禁止される。

 その管理区域内では同1ミリシーベルトの放射線量を観測する地点もあるが、職員や作業員は同1ミリシーベルトを超えない範囲で作業を実施。法令で定められた年間被爆量50ミリシーベルトを超えない範囲で仕事をしているという。

 また、放射性物質による外部被曝(ひばく)と内部被曝の違いはあるものの、茨城県原子力対策課も1回の胸部レントゲンによる被爆量は50マイクロシーベルトと説明しており、今回の検出値がそれらと比較して「低い」としている

「大爆発の危険性も」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031516450099-n1.htm

原発に詳しい技術評論家桜井淳氏の話 

 福島第1原発2号機は高温の原子炉内に大量の蒸気がたまって設計圧を超え、最も壁の薄い圧力抑制プールが損傷してしまったのではないか。原発の専門家であれば、こうした事態は予測できた。

 政府、東京電力も内部の状況が分かっておらず、既に燃料の大半が溶けるメルトダウン(全炉心溶融)が起きている可能性もある。

 大爆発を起こす危険性があり、大量の放射性物質が飛散すれば、最低でも半径50キロ圏内の住民を避難させる必要が出てくる。避難には時間がかかる。政府は早く判断するべきだ。