3.ユングのタイプ論の基礎にある考え


●二律背反(ANTINOMY)
  陸と海、昼と夜、闇と光、東洋と西洋とあるように、
  一方が存在しないと、もう一方も存在しないが、それぞれは
  対極の存在であるもの。

 =ユングは心も二律背反の構造で成立っていると考えた。


●基本心的機能(The Basic Mental Process)
  知覚機能(情報を集める)⇔ 判断機能(結論を導く)
   両方いっぺんには働かない。
   知覚機能がONのとき判断機能はOFF。
   判断機能がONのとき知覚機能はOFF。

  知覚機能は、感覚機能(Sensing)と直観機能(Intuition)に分かれる。
  判断機能は、思考機能(Thinking)と感情機能(Feeling)に分かれる。


●各心的機能の定義

  知覚機能
   ・感覚機能(Sensing Function)
     五感を通じて観察されたり、得られた具体的な情報や事実に
     焦点を置く。
   ・直観機能(Intuition Function)
     関連性や可能性、イメージなどによって得られた情報やその
     パターンに焦点を置く。
      →行間を読む。ロジカルシンキング。

  判断機能
   ・思考機能(Thinking Function)
     対象から距離を置いて因果関係を分析したり、論理性に基づいて
     結論を導く。
   ・感情機能(Feeling Function)
対象の中に自分を位置づけて、自分の気持ちや価値観と照らし合
     わせて結論を導く。


●心のエネルギーの方向
  外向=自分の皮膚より外の世界(外界)に向かう。
     人とのコミュニケーション等々。
  内向=自分の皮膚より中の世界(内界)に向かう。
     自分の記憶、思いに焦点がいく。

  いわゆる「外向的」「内向的」とは意味が異なる。


●ユングのタイプ論における仮説
  ・心には指向(Preference)がある
   =心には利き手がある。
    外向か内向か?等々。
  
  ・ひとつひとつの心の指向が組み合わさってタイプが生成される。


●ユングの8つのタイプ
 外向、内向 × 感覚、直観、思考、感情 
  = 外向感覚タイプ
    外向直観タイプ
    外向思考タイプ
    外向感情タイプ

    内向感覚タイプ
    内向直観タイプ
    内向思考タイプ
    内向感情タイプ
      
●Myersらがユングのタイプ論に加えたもう1つの指標
 =外界への接し方(日常の過ごし方)

 ・知覚的態度(知覚機能を使って外界へ接する)
   まずは臨機応変に対応する。
   情報を集めて対応する。 
 ・判断的態度(判断機能を使って外界へ接する)
   まず外界を体系だててから対応する。


●MBTIの4つの指標
 Extraversion  エネルギーの方向 Introversion
  外向       か    内向


 Sensing  もののみかた   iNtuition
  感覚       か       直観
 
 Thinking  判断の仕方 Feeling
  思考       か       感情
 
 Judging 外界への接し方 Perceiving
判断的態度    か      知覚的態度

http://www.bbt757.com/servlet/ShowSummary?prg_id=3731


1.MBTIとは?


スイスの心理学者が提唱した心理学的類型論(タイプ論)をもとに、
米国人親子K.MyersとI.Briggsが開発した現在世界で最も利用され
ている性格検査(Personality Inventory)=Myers-Briggs Type Indicator
ともいう。第2次大戦後に開発された。1920年代に活躍したユングの理論
がベースになっている。


現在45ヶ国で翻訳され、組織開発、リーダーシップ開発、
チームビルディング、教育場面などのさまざまな場面で利用
されいている。


●MBTI特有のもの
 MBTIはパーソナリティ測定、診断のツールではない。

MBTIに回答した本人が、一定の訓練を受けたMBTIの有資格者
(日本ではJ-APT認定MBTIユーザ。米国ではMBTI Qualified user)
 の支援を受けながら、自己洞察を深める材料とするため、結果
 はあくまでもきっかけとしてしか用いない。
 
 MBTIは従来のパーソナリティの見方とは全く異なったパーソナリティ
 の見方をしている。


●従来のパーソナリティの主なアプローチ(みかた)は
    明るさ
  暗い ⇔ 明るい

    積極性
 消極的 ⇔ 積極的

 相対的(比較する)見方


2.タイプ論(MBTIのベースとなる理論)と
  特性論(従来のパーソナリティ理論)の違い


タイプ論(Type Theory)
 ・カテゴリーに分類する
 ・質的に固有なものを持って生まれている
 ・絶対的なものの見方
 ・行動はタイプの表れ(Expression)である。


特性論(Trait Theory)
 ・量や程度を測る
 ・誰もが持っており、その程度だけ異なる
 ・相対的なものの見方
 ・行動は特性に起因する


どちらが良いということではない。

特性論は人と比較して自分を見る考え方。
例えば、仕事にあったパーソナリティを強く持った人を採用する、
といったことには使える。


タイプ論は、自分がどのタイプ、パーソナリティかを見つめる
ためのツールである。採用には使えない。


<参考文献>


大変興味深く、のめりこみました。


ロジャー ペアマン, サラ アルブリットン, Roger R. Pearman, Sarah C. Albritton, 園田 由紀
MBTIへの招待―C.G.ユングの「タイプ論」の応用と展開
デービッド マイスター, David H. Maister, 高橋 俊介, 博報堂マイスター研究会
プロフェッショナル・サービス・ファーム―知識創造企業のマネジメント

コンサルティング会社のマネジメントに関する本はこれをおいて他にない。

プロフェッショナル・サービス・ファームは平たく言うと「プロ集団組織」。

プロ集団組織という意味だと、コンサルタント以外にも医者、弁護士、会計士等

も当てはまる。


[サマリ]


1.プロフェッショナル・サービス・ファームとは?


・コンサルティングファーム
・エグゼクティブサーチファーム
・弁護士・会計士事務所
・投資銀行(インベストメントバンク)、マネーマネージャー

・広告代理店・ITソリューション
 (最近プロフェッショナルサービスファームの様相を帯びつつある)


<特徴>
●仕事の個別性が高い(オーダーメイド、オートクチュール)
●クライアントの接点で価値が創造される。
 =担当しているコンサルが価値を生み出す。


2.典型的ミッション


・卓越したサービスをクライアントに提供すること
・社員に納得いくキャリアと職業的満足を与えること
・自分自身に正当に報い、かつ成長するために財務的な成功
を達成すること。


3.レバレッジがファームの性格を決める


レバレッジ高=底辺が大きいピラミッド(アクセンチュアetc.)
レバレッジ低=底辺が小さいピラミッド(エグゼクティブサーチファームetc)

・仕事が必要とするシニア・ミドル・ジュニアの人員構成とファーム
の人員構成
・両者にギャップがあれば仕事の質の低下か収益性の低下

ex)シニアが多いのにジュニアを多く必要とする仕事が多いと収益性の低下。
 ジュニアが多いのにミドル・ジュニアを多く必要とする仕事が多いと質の低下。

・バランスが取れてレバレッジが高いほど、シニア1人当たりの
利益は大きくなる。
・レバレッジが高いと低昇進率と高成長率のどちらかないしは両方
が必要。


4.サービス提供領域の問題


●頭脳型、経験型、効率型、クライアントは何を買うのか?
 ・頭脳型
  高い創造性、個人の才能、顧客はフィーに寛容。
 ・経験型
  高い実施能力、ファームの名声。
 ・効率型
  効率的実施体制。顧客はフィーに敏感。
  アウトソーシングに近い。

・高い創造性か高い実施能力か?
・個人の才能か、ファームの名声か、効率的実施体制か。
・フィーに寛容か敏感か
・レバレッジが低いか高いか
・同じ仕事では時間と共に経験化効率化
 頭脳型の仕事でも時間が経つと経験型、効率型に変わる。  
・案件特性と人員構成のギャップは質の低下か利益率と社員満足度低下の
いずれかが生じる。

NHKエンタープライズ
映像の世紀(1)20世紀の幕開け

NHKスペシャル「映像の世紀」。
本放送は95年にやったみたいです。


20世紀の世界史(特に戦争)がよく分かります。
戦時中にカラー映像もあったのですね。


特にガンジーのインド独立運動は感動しました。


世界史の勉強は、この映像から入っていった方が興味沸くと
思いますね。とても強烈なので。


映像見てるとアメリカとかイギリスといった先進国はいつも第3世界の問題に介
入するけど最後には手に負えなくなって撤退しちゃいますね。。今のイラクもそう
だろうか?


  • 第1集 『20世紀の幕開け』 -カメラは歴史の断片をとらえ始めた-
  • 第2集 『大量殺戮の完成』 -塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た-

  • 第3集 『それはマンハッタンから始まった』 -噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした-
  • 第4集 『ヒトラーの野望』 -人々は民族の復興を掲げたナチス・ドイツに未来を託した-
  • 第5集 『世界は地獄を見た』 -無差別爆撃、ホロコースト、そして原爆-

  • 第6集 『独立の旗の下に』 -祖国統一に向けて、アジアは苦難の道を歩んだ-

  • 第7集 『勝者の世界分割』 -東西の冷戦はヤルタ会談から始まった-

  • 第8集 『恐怖の中の平和』 -東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙した-

  • 第9集 『ベトナムの衝撃』 -アメリカ社会が揺らぎ始めた-

  • 第10集 『民族の悲劇果てしなく』 -絶え間ない戦火、さまよう民の慟哭があった-

  • 第11集 『JAPAN』 -世界が見た明治・大正・昭和-
  • The Beatles
    Anthology 1

    原タイトルは「I Want To Hold Your Hand 」

    日本語訳だと「抱きしめたい」


    あれ?なんか訳が微妙におかしい。


    hold hands (恋人どうしが)手を握り合う, 手をつなぐ.
    hold …'s hand 人に救いの手を伸べる, 支援する.

      となっている。(goo辞書より)


    だから正確には「君の手を握り締めたい」だろう。


    どーでもいいけど。w

    松本 崇宏
    デリヘルはなぜ儲かるのか

    内容は幅広い。経済学、税金等の法律まわり、バランスシートについて、また心理学も入っている。


    なぜ儲かるかは、固定費が低く損益分岐点が低いというのが一番大きなポイントのようだ。


    この本を読むと、結構簡単に出来そうに思えてくる。

    ただ、世間体とか罪悪感がやはり人間にはあり、それとどう折り合いをつけるかだろう。


    山崎 豊子
    『大地の子』と私

    「大地の子」は山崎豊子が8年にわたる取材を経て書き上げたものだ。
    中国が舞台ということで、それは苦難の連続であったようだ。
    しかし、当時、胡耀邦総書記が山崎豊子をバックアップしたことにより、

    なんとか完成に漕ぎ着けた。


    胡耀邦に「中国のいいところも悪いところも書いて欲しい。もしそれが真実で
    あるのなら。」と言われ、一生懸命取材したと著者は述べている。
    もし、クレームが来たら大問題なので。

    それを背景に作られた作品であるから、かなり細部までリアリティがある。


    戦争孤児(いわゆる中国残留孤児)の話は胸が痛む話だが、根本の原因は
    戦時の広田内閣が、農民で満州開拓団を結成し中国に送り込んだことにある。
    その後、満州の関東軍が対ソ戦略を変更し、開拓団を見捨て軍だけ
    南下させた。それにより、開拓団だけ取り残され、ソ連軍に侵略され、
    無残にも、家族が死んだり、親子兄弟が引き裂かれてしまったのだ。
    この点は日本は非常に大きな過ちを犯した。


    ここ最近、日本は右傾化していると言われている。太平洋戦争は日本が追い詰められ、
    やらざるを得なかった戦争だとか。原爆も投下されて、日本も被害者だと。
    でも、それは一面的な見方に過ぎない。一方では、満州の戦略の失敗により国民を
    だまして、悲惨な目にあわせたということも忘れてはならない。

    山崎 豊子
    大地の子〈4〉

    読了。

    嗚呼。。。重い4冊だった。。。

    日中戦争、文化大革命、労働改造所、
    日中国交正常化、日中合作プロジェクト、残留孤児。。。


    自分が未だ子供のころ、中国残留孤児の問題がTVで
    毎日のようにやってましたが、この本で描かれているような
    複雑な背景があったとは。嗚呼。。。


    ちなみに著者は中国残留孤児の「残留」はおかしいと。
    「残留」だと意思を持って残っているようなニュアンスに
    とられるが、実際はそういう意思はない。政府の責任逃れ
    のための言い方だとしています。正しくは「戦争犠牲孤児」
    だと。

    第3章 影響力を磨け


    ・時代は周囲に影響を与える人を求めている。

      知識を暗記すればよかった加工貿易の時代は終わった。

      今後は答えを自ら出していく人材が必要。


    ・影響力を持つには型が必要

      ・まず思考の型を持て

      ・そのためには日々の訓練を積むこと


    ・権威にすり寄るな

       権威を笠に着て影響力を持とうとすると、逆に

       自分の言いたいことが言えなくなる。


    ・相手に合わせて伝える


    ・21世紀に影響力を振るう人間の育成

       「再生」ではない。「創造」である。

     

    第4章 仕事力を磨け


    ・クリティカル・パスを見極める

       プロジェクト管理法を利用する

         一番時間がかかるところを洗い出して、そこを最初にやっつける。

      

    ・コンテクスト・プロセッシング

       一つの事象の裏にある意味を知り、それを覚える。


    ・サイバージャングルでは、とりあえず全部口に入れてみる。

       テレビや新聞は記者のフィルターにかかった、ごくわずかな情報。

       そもそも情報が何が重要か、重要でないかはわかる人はいない。

       自分でそれを判断できるようにするのが21世紀の生存の方程式。