編集長の富田志乃です。
相手に気をつかうこと、
言葉で傷つけないように配慮すること。
これはとても素敵な心配りですよね。
でも、本づくりの現場では、
「今それは必要ないかも…」と感じることもあるんです。
原稿のチェックをするときに、
正解を知っているのは著者ご本人。
そして、最終的に決められるのも著者です。
だから私は、なるべくシンプルに
「YesかNoか」で答えられる質問をするようにしています。
ところが返ってくるのは…
「富田さんはどちらが良いですか?」
「もしよろしければ変更してください。でも、そのままでも大丈夫です」
えーっと、どっちなの〜?(笑)
もし判断がむずかしいなら、
「富田さんに選んでもらえればOKです」
と伝えていただけると助かります。
せっかく気遣ってくださっても、
そのせいでやりとりが長引いてしまうと、
かえって混乱や誤解につながることもあるんですよね。
もちろん、相手を思う気持ちはとても大事。
でも、いつでも「失礼がないように」「相手を気遣って」ばかりでは、
実は相手のためにならないこともあります。
はっきりとYes、Noを伝えることこそが、
いちばんのやさしさだったりするのかもしれません。
「日本人ははっきり言えないものだよ」
そんなふうに言われることもあります。
でももし、人生の岐路に立たされたら?
きっと誰でも、迷わずYesかNoを選びますよね。
まとめると、
気遣いはとても素敵なこと。
でも、時には「はっきり伝える勇気」も、
大切な思いやりなんじゃないかなと思います。
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