書籍もセミナーも!読者に伝わる「具体的な説明」のコツ | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

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出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

書籍の書き方

セミナーの資料づくりにおいて

共通するポイントを

本日はお伝えさせていただきます。

たとえば、

心理学で

 

「ミラーリング効果」というものがあります。

 

この説明をする際

 

 

▶「ミラーリング効果」というものがあります。

これをすることによって、親近感がわきます。

 

だけで終わってしまうケースが多々あります。

 

しかし、これだけの情報では

ネット検索をすれば誰でもわかりますし、

読者や受講生が一番知りたいのは、

 

「ミラーリング効果というものがあって

親近感がわく」という情報でないのです。

 

ではどう書けばいいのでしょうか

 

 

①「ミラーリング効果」というものがあります。

これをすることによって、親近感がわきます。

 

②【具体的やり方を示す】

  • コップを持つ、腕を組むなど、相手の動きを真似る
  • 話すテンポ、声のトーン、声の大小など、相手に合わせる
  • 相手が使った言葉を会話に取り入れる。 
*理屈はいいから、早くやり方を教えてよ
という人は少なくありません
 
③ 【親近感がわく理由】
  • 仲間意識:人は自分と似ている人に対して、「自分の仲間だ」「共通点がある」と感じ、安心感を抱きやすくなる
  • 共感:自分の行動や感情が相手に理解されていると感じるため
  • 好意の返報性:相手が自分の真似をしている(=自分に好意を寄せている)と感じると、その好意に対して「自分も相手に好意を返そう」という心理が働きやすくなる
 

*親近感がわく理由を示す必要性は、

「なるほど」という納得感を与えるためです。

ここまで詳しく書かなくてもよい場合もあります。

 

この3つをセットに考えるようにすると、

 

本の項目だしをする際も

より具体的な項目を出すことができます。

そうすることで、

より出版の叶いやすくなりますし、

 

セミナーなどでは、

満足度もぐっと高まりますよ。

 

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