いまのニーズは、広く浅くではなく、狭く深く | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です

 

TBSのアナウンサーさんが

朝の番組が終わったあと

インスタライブをやっているのだかとか

 

いまの時代は

広く浅くではなく、

 

狭くてもいいから

コアなファンに届くよう

必要なことなんだと

 

若いアナウンサーを中心に

やっているようです。

 

そう、たとえばは

ひと昔前までなら

一般人が

「テレビに出た」なんて

言ったら

 

すごーい!!と尊敬されたものでしたが、

今の時代、

誰もかれもが

別にテレビに出たいわけではない。

 

それよりは、

もっと小さなコミュニティーであっても、

その中で、人気者になりたい

と願う人が多いのかもしれません。

 

広く深く、知れ渡るというのは

もはや欽ちゃんで終わり。

アイドルもSMAPで終了。

 

いまは、

狭く、深く人気がある人が

求められているのかもしれません。

本だって、

もはや

初版で5千部だって刷れない時代。

 

平均2000部。

1,500部スタートなんて

大手出版社でもザラです。

 

だったら

1万人のニーズを考えて本を作るよりも

 

1,500人のニーズを考えて

制作した方が

売れる本が作れるのでは?と

思うのです。

 

そんな風に

発想をチェンジしてみると

いろいろ可能性は見えてきましたよ!

 

 

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