弱みを見せることと、私生活をさらけ出すこととは違います。 | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

サロンや教室を運営している

女性起業家の中で、

 

運営がうまくいっている人と

そうではない人の違いを比べると

 

1つ、確実に違うことがあります。

 

 

いまの時代

「弱み」を見せる方が

たくさんの人に応援されるのですが、

 

その「弱み」を見せることと、

 

自分の私生活のあれこれを

さらけることと混同している人がいます。

 

うまくいっている経営者は、

絶対に自分の生々しさは見せません。

 

反対に

運営がうまくいっていない。

運営はうまくいっているけれども

内部で常にトラブルがある

 

という方は

 

生徒さんや会員さんやスタッフに

平気で自分の愚痴や悩みを

話してしまっているのです。

 

「パソコンの操作がわからないから

教えてくれるー」というのは弱み

 

「ごめん、失敗しちゃった」も弱み

 

これは、言われた方も

先生可愛いなー

やれることはやってあげようと

思うのでしょうが、

 

「うちの旦那が浮気しているかもしれない」

「教室の経営がうまくいっていない」

 

こんな話を聞かされたら、

「え?」と思いませんか?

 

たしかに、最初は心を開いてくれている

と嬉しく思うかもしれませんが、

 

 

先生と生徒という関係から

対等な関係になってしまうため、

 

「月謝が高い」

「もっと自分を優先して欲しい」

と、どんどん要求を言ってにいい

関係になってしまうのです。

 

生徒さんやスタッフは

家族でもなければ

友達でもないのです。

 

女性の経営者は、

意外とこのラインを越えてしまいます。

 

孤独だから

誰かに甘えたい

わかってほしいと思うのかもしれませんが、

 

生徒は生徒

スタッフはスタッフ

 

友達でも家族でもないのです。

 

そのラインが守れていて

経営がうまくいっている

経営者に聞くと

 

「私は、生徒さんみんな好きよー」

「みんな、自由にやればいいのよー」

 

と朗らかです。

 

言い方を変えれば

 

生徒は生徒

スタッフはスタッフなので、

 

過剰に期待していないので

好き嫌いすら発生しないのです。

女性は感情が優先しがち。

 

もちろん私自身もそうなのですが、

 

出版ゼミや個別コンサルの

受講生は

「大切な生徒さん」

という一線からは

超えないように心がけています。

 

超えてしまうと、

言うべきことが言えなくなる

ということもあります。

 

「弱み」を見せることと、

慣れあうこととは違います。

 

その微妙な一線が

成功するかしないかの

微妙な境目だったりするのです。

 

 

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