編集長の富田志乃です。
実家は農家だったので
親や親せきから
「女は不要」と
言われ続けてきました。
と、話してくれた女性がいました。
だから40歳近くなった
今でも、自分で自分の存在を
認めることができないのだと。
そうしたら別の女性が、
私は一人っ子なのだけど、
どうせ一人なら男が良かったと
子どもの頃、よく言われていたと
言っていました。
たしかに我が家でも
長男である兄と
私の扱いは違うなと感じていました。
そうして
そのよくわからない
日本に根付いた
男性優位の価値観に
多くの女性が傷ついています。
先日も20代から30代の
ママさんとの座談会で、
ある28歳の女性が
長子が生まれたとき
病院に来た夫の両親から
「大丈夫だから気にしないでね」
と言われ、
なんのことかと思ったら
「次、男の子を産めばいいんだから」
と当たり前にように
言われたと言っていました。
命がけで産んだ娘に
申し訳なくて・・と。
ところで旦那さんはなんて言ったの?
と聞いたら
「親だって悪気はないんだから」
と・・
はて?
悪気はないとはどういうこと?
もっとも、
「男尊女卑反対」
「女性の地位向上」
を叫んだところで、
根付いた価値観が
明日すぐひっくり返ることは
ないのだろうなと思うのです。
ただ、
「出産」や「女性」
というだけで、
傷つけられている人がたくさんいるのだ。
ということだけは
多くの人に
知って欲しいなとは思います。
悪気はないというその言葉に
傷つき、
その傷を抱え
苦しみながら
生きている女性もたくさんいます。
古からそういうものだから。
ずっとそうしてきかたら。
そうなのかな?
なぜ、
女性ではダメなのでしょうか?
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