夫婦って難しいのねえ・・・ | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
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出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

さて、いま

40代、50代の

離婚が増えていると聞きます。

 

離婚までには

至らなくても、

家庭内別居状態の

ご夫婦も多いようです。

 

最近、渦中にある

男性側の話しを聞く機会が多いのですが、

 

なんとも夫婦は難しいものだと感じます。

どっちにも

言い分があって

どちらも悪くないと思うから。

 

ただね・・・

「俺はこんなにやっている」

「俺は妻をこんなに気遣ってやっている」

「俺はいい生活をさせてやっている」

 

という男性側の言い分が

 

ちょっと上からなんですよね(笑)

 

たまにしか会わない私ならば

「頑張ってるよね、すごいよね」

 

と、リップサービスしてあげられますが、

 

これ、日常的に

このスタンスでこられたら

 

「離婚したいかも」と

私でも思うよなあ・・・。

 

という、この女性の気持ちが

くだんの男性たちには

理解できていないのです。

ようは男性は、

 

ほめてほしいわけですよね?

頑張っているよ、

すごいねってほめてもらいたい。

 

女性だってわかっています。

 

でも、偉そうに言われたら

やっぱりカチンときます。

 

子育てに疲れていたり、

仕事に追われていたら

 

カチンとくる。

 

これが男性には理解できないのです。

「疲れているんでしょ?

だからさー、仕事やめればいいじゃん。

別に養ってやるって言ったんだよ」

 

と、言っていた人もいて(笑)

 

いやいや、そういうことじゃないんだわ

 

とか(笑)

 

言いたいことはわかるのだけど・・。

 

男性は

自分をほめたたえてくれる

「母親」を女性に求めがち。

 

だから女性は

みんなほめてくれるものだと

思い込んでいるふしもあり・・。

 

でもね、

男はほめられたいのだから

ほめておけばいいのよ

 

的な、理解ある

器用な女性ばかりではないのです。

「こんなに頑張っているのに

なんでうまくいかなんだ」と

肩を落とす男性たち。

 

そしてアルコールがまわると

ぽそっと出る本音。

 

「寂しいんだよね」

 

わかってもらえないって

寂しいよね。

そりゃそうだ。

 

でも女性側だって

きっとわかってもらえなくて

寂しいのです。

 

どっちも悪くない。

どっちも寂しい。

 

だったらもう一回話し合ってみたら?

とお伝えするのですが

 

こじれた感情は

 

「ごめんね」だけでは

ほどけない。

 

夫婦とは

なんとも難解なものですなー

 

と、今日も

独身の富田はつくづく思うのでした(笑)

 

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