カタカナについて調べてみた! | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

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元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

昨日、ひらかなについて

書かせていただいたので、

 

今日は「カタカナ」を

フィーチャーします!!

 

小学生6年のときだっか、

中学1年の頃だったか

記憶はあいまいなのですが、

 

ある日

「なぜ、外来語はカタカナ表記なのだ」

という疑問がわいてきたのです。

 

早速国語の先生に

聞きましたが

 

ごにょごにょごにょ・・

 

と言うだけで

結局、わからず終い。

 

大人になるにつれ、

そんな疑問もすっかり忘れて

 

普通にカタカナを

使ってきましたが

 

最近になって

「そうだ、そうういえばまだ

答えが出ていないぞ!」と

調べてみました。

カタカナは

昨日も書きましたが

西暦900年頃に作られました。

 

中国から伝来した

漢字を読むために

作られたのがカタカナです。

 

たとえば

お経を読みたくても

どう読めばいいのかわからないので

ふりながをふりたいところですが、

 

当時、

日本には漢字以外の文字がありません。

 

だからといって、

漢字の横に漢字のふりがなを

ふるでは、わかりにくいので、

 

「伊」の「イ」の部分だけとって

伊はイと書く、イと発音すると

決めました。

 

そうして出来合ったのが

カタカナなのです。

 

こうして

ひらがなは、漢字の形から

カタカナは漢字の一部部分を切り取って

作られたというわけです。

明治時代までは

外来語も

漢字表記されていましたが、

大正・昭和の頃には

外来語はカタカナ表記が

一般化されたようです。

 

もともと

中国から入ってきた

漢字を読むために

作られたカタカナ。

 

だから外来語はカタカナ表記

というのは、

なるほどねです。

 

 

いまは小学校に入学して

はじめて覚える文字は

「ひらがな」ですが、

戦前まで

小学校の教科書でもカタカナが使われていて、

最初に習う文字も「カタカナ」でした。

 

カタカナの方が

直線で覚えやすいからとの理由もあったそうです。

 

このように教科書yは

公文書、学術書など

硬い書物には漢字やカタカナを

用いていましたが、

 

新聞や読み物など

庶民向けのものは、

ひらがなを使っていたようです。

 

 

ちなみに

 

「富田志乃」は四角ばっかりで硬い

 

「とみたしの」 ではやわらかすぎる

 

「トミタシノ」 ってのが

自分の中で私らしい表記って

思うのですが、

 

みなさんはいかがでしょうか?

 

 

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