子どもの日!! | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

わたしの家の周りでは

こいのぼりをあげる家が

本当に少なくなりました。

 

もっとも

マンションだったり

一軒家でも庭がない家がほとんど

 

仕方がないのかもしれませんね。

 

地域ごとの取り決めはあるようですが、

 

こいのぼりは、

男子が生まれたとき、

 

ポールは父方が準備し、

こいのぼりは母方が買う

という風習があるようです。

 

ちなみに

わたしの田舎では、

 

こいのぼりは、父方が

お雛さんは、母方が用意する、

なんて習わしがあったように

覚えています

 

また、こいのぼりは、

風さえあれば、泳ぐ

というものではなく、

 

ポールの長さと

こいのぼりの大きさが

あっていることが重要なようで、

 

3メールのこいのぼりには

6メールのポール。

 

6メールのこいのぼりには

12メールと

 

こいのぼりが泳ぐためには、

だいたいこいのぼりの倍程度の

ポールは必要なようです。

 

ところで、

こいぼのりを

あげることができない家があることを

ご存じですか?

 

「平家末裔」の人々です。

 

平家落人の里という場所もありますが、

 

源平合戦あと、

源氏から追われた平家の人々が

 

こいぼのりをあげてしまうと、

 

ここにいるよ!

男子が生まれたよ!

 

を知らしめてしまうため、

こいぼのりはあげないのだそうです。


平安時代末期、

鎌倉時代初期から続く

 

その習わしを

いまでも守っている

平家の末裔がいる、というのも

 

なんだか歴史を感じていいですよね。

 

 

以上、今日のこいのぼり情報は、

TBSラジオ「日曜天国」より

 

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