編集長の富田志乃です。
たとえば
アニメの声優さん
いまは顔出して、
ドラマに出たり、
コンサートしたり。
声優は「声が良ければいい」
なんて時代は終わりました。
著者も同様。
本を出したらおしまい
あとは出版社がよろしくやってね。
という時代ではないのです。
著者は、本が出たら自ら売るし、
必要に応じて表舞台にも立ちます。
つまり
ヒット作になるコンテンツを
もっているだけでは
もはや
求められる著者とは言えません。
売るためには、
ファンづくりも必要でしょう。
表舞台に立つためには、
ある程度の見た目を整える必要もあるでしょう。
著者にとっても
大変な時代ではあります。
ただ、いつの時代でも
「勘違い」は禁物。
たとえいまは売れていて
チヤホヤされていても、
気づけば消えています。
それは絶対にそうです。
あるビジネス書の著者で
「3万部突破した」というだけで
ビジネス書界の天下でも
取ったかのような発言を
されていた人がいました。
「3万部超えの俺をリスペクトしろ」と
要求をしてくるわけです。
でも、
弊社の著者ではないし、
私、本を出してくださいとも
お願いしていないし、
たまたま間接的な知り合いなだけなのに
はて?
と思いながら聞いていました。
あ、もちろん、
速やか消えました。
ある女性の著者の例。
いまは、
すっかり消えてしまいましたが、
当時は、一定数売れるし、
なによりも美人。
ただし
「要注意著者」という噂は
ちらほら聞こえてきました。
私も営業として担当しましたが、
たしかに
「お姫さま扱いしなさい」
オーラはありました(笑)
しかし、
この方の場合は、
出版社にも問題はあるなとは思いました。
失礼ながら
たまたま出した本が売れて、
次から次と出版社からオファーされ、
しかし
彼女をコントロールする人がいない。
そんな中で、
出版社のお偉いさんたちから、
「きれい」
「先生」
「すばらしい」
とヨイショの嵐”!
そりゃね、
勘違いしちゃいます。
そういう意味では
ちょっと彼女には同情しました。
私が担当する著者さんには、
必要以上に
私生活はさらさない方がよいと
アドバイスしています。
さらには、
酒席での振る舞い、
人前での発言には
くれぐれも気を付けて欲しいと
お伝えしています。
本が売れると、
いろんな人から
チヤホヤされます。
ついつい、
「自分はステージが上がったのだ」と
思いがち。
実際、そうFacebookで
投稿した著者がいたとか。
弊社の著者ではありませんが。
でも、
ずっと売れ続けるわけではなく、
ずっと売れ続けたとしたら
なおさら、
その分だけ、
注目が集まり、
やんのやんの言われます。
いま、求められる著者は、
本が売れる著者であることと
同じくらい、
ひとまず、潔白な人!
人間関係、異性、
お金にルーズな人は、
ご注意あれ!
KKロングセラーズ ホームページ
https://kklong.co.jp/公式LINE
https://lin.ee/hVtE3ic



