編集長の富田志乃です。
弊社では、
新人著者養成にする
出版ゼミを主催しています。
現在4期の募集をしているのですが、
3期の受講生に入会された
理由を聞いて
なるほどね
と思ったのです。
著者が主催している出版スクール、
出版プロデューサーがやっている
出版スクールなど、
いろいろあるようなのですが、
「とにかく、現役で活動している人で、
出版のプロに習った方がいい」と
知り合いの著者から言われたとのことで
弊社のゼミのドアをたたいてくださいました。
本づくりに限らずですが、
常識や、
やり方はどんどん変化していきます。
文章も、
起承転結ではなく、
結論から書く「プレップ法」が主流になっています。
企画のつくり方、見せ方も
変わってきます。
私がかつて生業としていた
「書店営業」も
当時の私のやり方では通用しません。
とくにコロナ後
びっくりするくらい変わりました。
ですから、定期的に
他社の現役書店営業さんや
書店員さんに、現状を教えてもらっています。
どうしても、
昔取った杵柄
昔の記憶、かつての経験が
絶対であると思いがち。
聞く方も、
実績がある方だと
「この人が言うことは正しい」と
思いがちですが、
はたして
その、実績、
いつの実績なのでしょうか?
本づくりも、
文章の書き方も、
「いま」通用するものを
学んでください。
せっかく頑張って勉強しても、
時代遅れではもったいないのです。
的外れのアドバイスを信じて
出版が進まないのは
もったいないのです。
誰から聞くか
誰から習うか
とても大切です。

