編集長の富田志乃です。
「表情のつくり方」
「また会いたいと思われる話し方」
など、女性をターゲットとした
コーチ、メンターを
よくご紹介されます。
そしてみなさん、
きちんと、
ビジネスとして、
成立されています。
つまり集客はできているのです。
でも、そういう先生でも
本を出せていない人の方が多いはなぜか。
(全ての人が本を出したいわけでは
ないでしょうが)
まず1つに
世の中のニーズと、
書籍としてのニーズが
イコールではない場合があります。
最近は「3か月で恋人をつくる」や
「彼の気持ちがわからなくなったら読む本」
などの恋愛本は、紙としては
あまり見かけなくなりました。
若い人が「恋人はいらない」と
思ってきる人が増えてきる ということも
あるのかもしれませんが、
それでも、「恋人が欲しい」人は
いまも昔も一定数は必ずいます。
しかし、いまは
この手の悩みは
本ではなく、
ネットの中に答えを求めるのかもしれません。
だから世の中のニーズはあっても
本としてのニーズはないということ。
髪の毛も同じです。
薄毛で悩む人はたくさんいますが、
あまり本は出ていません。
また、
先述べした
表情のつくり方、
また会いたいと思われる話し方など、
講座としては人気はあっても
本が出せないケースは、
メソッド自体に
「オリジナル性がない」
場合が多い。
セミナーや講座は、
先生のキャラクターありきなので、
教えている人が「オリジナル性」と
なるわけですが、
活字には、その先生の
キャラクターのすべては表現できません。
つまり出版においては、
その方のメソッドの
オリジナル性と差別化が
重要なのです。
〇〇先生を紹介したいと言われて、
実際受講してみたり、
話を伺ってみると、
「あれ、よくあるよね、これ」と
思うことが多々。
受講生はその先生をよく知っているので、
「先生、素敵」
「先生、すごい」と盛り上がりを
見せていても、
先生のすごさがまだ見つけられない
初見の私には、
ありがちなメソッドをやっている人
にしか映りません。
そして、
まわりが盛り上がれば盛り上がる程
その温度差に
どんどん引いてしまう私がいて
「本はないなあ」と思ってしまいます。
ただついつい
「本になるかどうか」
ジャッジしながら聞いてしまうので、
純粋に講座やセミナー、
人の、話が聞けないというのもありますが・・。
本が出したいと
思うのでしたら、
まずはご自身のメソッドを
もう一度整理してみてください。
そして、その中で、
どれが強みなのかを明確にしてください。
ネーミングも大切です。
ありがちなタイトルでは
差別化はできませんし、
だからといって
エッジを効かせたつもりが
なんのこっちゃ?では
意味がありません。
「強み」=「差別化」
ご自身のメソッドの
棚卸しをおすすめします。
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