そのテーマで具体例を出せますか? | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
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出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

出版社が、

企画書のどの部分を見るのかというと、

 

「目次」

 

つまり章立てです。

 

そこに、

その企画の柱があり、

その著者のメソッドやノウハウ、

著者エビデンスが含まれているからです。

では、

章立てをつくるために

 

そのテーマで、

最低でも50個項目を出せますか?

 

というと、

 

出せる!出せる!とおっしゃいますが、

書き出すと、意外と重複していて

 

実際には15個程度で

 

あれ?

 

というパターンが多いのです。

もう1つ、そのテーマで

事例を出せますか?

実例をあげられますか?

 

出せる、出せると

これもまたおっしゃいますが、

 

実例元が特定されるため、

たとえばスクールカウンセラーなどは

たくさん実例をもっていても

公表することはできません。

 

家族の問題や子育てを本にしたいと

いう方も、

 

実際ご家族から

「家族を晒し者にするのか」

と言われたと、断念された方もいます。

 

〇〇協会に在籍されている場合も、

その方が書こうとする内容は

その協会などのノウハウなので、

勝手に書くことはできません。

 

「代表から本にしてもいいと言われました」

とおっしゃるのですが、

 

でしたら、その方ではなく、

協会の代表を著者にして

本を出したいと、どこの出版社でも

思ってしまいます。

これしか書けない。

これしか書きたくないと

決めつけるのではなく、

 

本のテーマはたくさん持っていると

上記なようなことがあっても

 

はい、次へ次へ

と舵を切ることができます。

 

出版を目指す方は、

 

とにかくテーマをたくさん

見つけておくことが重要なのです。

 

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