ターゲット(読者)を絞ることは大切 | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
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出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

 

 ターゲットを絞ることが大切

 

編集長の富田志乃です

 

今日はターゲット(読者)を定める力について

書かせていただきます。

 

たとえば、

女性向けの本の出版を目指す方に

「読者は誰ですか?」と聞くと

 

20代~50代の女性全般

・痩せたいと思っている

・キレイになりたいと思っている

・太っていて自信がない

・洋服選びを楽しみたい

 

一見、良さそうですよね?

読者が絞られている、

読者が明確に見える

 

でも、これでは

読者は絞られていないのです。

そもそも、

20代、30代、40代、50代

それぞれ痩せるためには

同じ方法では難しいです。

 

では、その方が本業の

エクササイズ教室で

生徒を募集しようとしたとき、

 

まずはメイン顧客をしっかり定めませんか?

若い人を集めたいのか、

中高年向きにするのかでは、

エクササイズ自体も変わってくるでしょうし、

告知方法も変わってくると思います。

 

きっと本業では

しっかりターゲットを絞って宣伝し、

教室も盛況!

ご活躍されていると思います。

 

飲食業の方も、

会社を経営されている方も、

コンサルタントをなさっている方も、

 

より具体的なペルソナを設定し、

顧客獲得をされているはずなのです。

 

それを「出版」という形にスライドさせ

顧客層を読者設定に変えればよいだけ。

みなさん、

本業を話されるとき、

「まずは顧客設定」と言います。

 

つまり、読者設定も、

 

おちゃのこさいさい。

できるはずなのです。

 

「出版」という言葉で、

ハードルが上がるのかもしれませんが、

 

実はいつもやっていることを

同じように考えればいいだけ。

 

そして、誰よりも

「読者層」が大切なことも

理解できると思うのです。

 

どんな人が読者?

読者はどんなメリットを得るの?

 

繰り返しますが、

本づくりには、

この2つがとても大切です。

 

 

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