カモメはカモメ、2番目は2番目 | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

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出版業界33年。
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出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

ロング・ロング・アゴー

むかし、むかしのお話。

 

新宿3丁目の居酒屋で

男友達に恋愛相談をしていました。

 

「あの人、彼女と別れたみたいだから、

私が恋人に昇格できるかな?」

 

彼は言いました。

 

「富田さん、2番目の女は永遠に2番目だよ、

1番に昇格することはない」

 

彼の予言?格言?通り、

 

あの人は、

あっさり合コンで新しい彼女を見つけ、

とっとと結婚してしまいました。

 

たとえば、

あいつさえいなければ

自分の方が出世できたのに。

 

あの人さえいなければと、

 

苦々しい思いを

したことがある人は

多いと思います。

 

でも私はあれ以来、

 

そういうシチュエーションになると

 

くだんの彼の言葉を思い出すのです。

2番目は永遠に2番目

 

1番目を運よく蹴落とせても、

たぶんまた次の1番目が

やってきてきます。

 

ですから、

どうしても1番目になりたいならば、

 

相手を変える、

戦い方を変える、

環境を変える

 

など、

自身で動くしかないのです。

 

 1番にしてくれない相手を

責めるのはお門違い。

 

1番目になれない自分を

嘆くのもお門違い。

 

ただ動き方を変えればいいだけなのです。

 

それに気づいていないだけなんです。

 

もっとも、

2番目が丁度いい。

2番目だから輝ける人もいます。

 

未婚の私が言うセリフでは

ありませんが、

 

結婚も2番目に好きな人と

した方が幸せだとも聞きます。

 

カモメはカモメ

孔雀や鳩にはなれない

 

なんて歌もありましたが、

 

一見華やかな「孔雀」も、

生息地は低山帯の樹林,草原,農耕地で、

あとは動物園の檻の中。

 

鳩も平和の鳥とは言われているけれども

公園や街角では厄介もの。

だったら、空を飛べて、

海の上を自由に行き来できる

カモメが1番幸せじゃん

 

と、私は思ったりもします。

 

 

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