「さすがです」つい、使っていませんか? | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

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元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

KKロングセラーズ

編集長の富田志乃です。

 

最近

「さすがです」

という言葉をよく目にします。

 

なにかにつけて

「さすがです」

 

使っていませんか?

 

ちょっと待って!

 

 

たしかに、 

「さすが」は、

人を褒めるときは

便利な言葉です。

 

でも、目上の人、

立場が自分よりも上の人に

使うときは気を付けないといけません。

 

なぜならば、

「さすが」は、

ちょっと

上から目線だからです。

 

「自分を評価している」と

感じる人もいるようです。

 

もし、目上の人に

「さすが」 

と言ってしまったら、

 

「さすがです。

この添削、とてもわかりやすいです

とか

 

「さすがです。

どうやったら、

こんな風にできるのか教えてください

 

など、言葉を追加しましょう。

 

「さすがです」だけの

乱用は避けた方がよいでしょう。

 

自分は気配り上手だと思っていても、

言われた相手は、

意外と「ムッ」としている

かもしれません。  

 

とはいえ、私もついつい

つられて「さすがです」を

使っている節が。。

 

「さすがです」に限らず、

誰でもつい、使ってしまう言葉は

あると思います。 

 

 その言葉の正しい使い方を

調べてみてもよいかもしれません。

 

なお、

昇進したり、役職を得た際の

謙虚なつもりで、

「自分には役不足ですが」

などと挨拶される方が

時々いますが、

 

これは、

謙虚どころか、

この役職では、

自分には不足です。

と、言っていることになるので、

お気をつけください。

 

自分では、

良かれと思って使っている言葉で、

相手を不快にしたら、大変。

 

素敵な大人のマナー

身につけたいものです。

 

 

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