ありがたくも、私の生家は当時の姿のまま残されている。
中に入ることはできないのですが、家の前に立つと、当時のことが昨日のことのように思い出され、湧き上がってきました。
ベビーブーマーの最期の学年だけあって、私の幼少時代は子供であふれていた近所。
沢蟹を取りに行ったり、化石を取りに行ったり、工事現場に忍び込んだり。。。
ガキ大将を中心に、毎日毎日ドロドロになるまで遊んでいたっけ。
そんな思い出にふける中、どうしても違和感のあるのが、生家のまわりの光景。
小さい時に見た光景は、広い道路、広い家々、大きな学校。
それが、今眺める光景は、すべてがとても小さく感じる。
私が大人になり、単純に体が大きくなったから。
そう思うと、人生ってすべてが相対評価なのだなぁとしみじみと感じます。
今、私たちが見ている光景
今、私たちが聞いている声
今、私たちが話している言葉
今、私たちが感じている感情
今、私たちが信じている心
それはいったい、いつの時代にも
私たちにとっての真理なのだろうかと
俯瞰して思考を巡らせることも、
私たちにとって、
とても大切なことなのかもしれませんね。
小さい人。
彼の眼にはいったいどんな光景が写っているのだろうかと。
きっと、
大人になった私にはもうみえないものを
見ているのでしょうね。
そう考えると、毎瞬毎瞬がいとおしさの連続♡