私の治療院には、側湾症の治療を希望される方が大変多いのですが、1回の治療時間が120分間かかってしまいますので(2回目からは60分から90分くらいですが)、お電話を頂いて「その日に」というわけにはいかない状況で、皆さんにお待ち頂いております。
側湾症になってしまう理由についてですが、皆さん誤解をされている方が多いので、再度説明させて頂きますが、
日頃の姿勢が悪いから、身体がゆがんでしまうわけではございません。
座っている姿勢や立っている時の姿勢が悪い人なんて、いくらでもおりますよね。
だらかといって、姿勢の悪い人たちがみんな側湾症にはなりませんし、ほとんどの方がなっていませんよね。
昔よく、腰がくの字に曲がってしまったお年寄りは、長年田植えをやってきたから腰が固まって、伸びれなくなってしまったんじゃないか?と考えられておりました。
私も幼い頃はそう思っておりましたが、
農家の人でなくても、曲がってしまった方はいらっしゃいますよね?
農家の人で長年田植えをやってこられた方でも、みなさんちゃんと腰は伸びてますよね!
という事は、田植えや普段の姿勢なんか、背骨が曲がってしまう理由とは関係ないという事になります。
実際に全く関係ございません。
側湾症やお年寄りの前方への腰の曲がりを改善させるには、普段の姿勢や身体を伸ばす体操などを考える必要はありません。
曲がってしまった理由をきちんととらえて、正しい治療を行うことによって、数回の治療でけっこう真っすぐになっていくものです。
ただ、この治療は、JBM療法を習えば誰でもすぐに出来るようになるものではありません。
長年、JBM治療のお仕事をされている先生でも
「難しい!自分には無理かも!」
って思っている方も少なくないようですよ。
という事で、
次回は、『側湾症の改善報告』です