立ち鎌と草刈鎌 | 酔いどれ大雑記 または砥石の断面図

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砥石、研ぎ、刃物を中心にした戯れ言


嫁さんの友達からメールが来ました。

先ず文章のみのメールが来て、その後画像が来ました。

『愛用の鋤簾が折れそう…』とあり、送られて来た画像がこちら!


鋤簾?、、、どう見ても立った状態で草を刈る立ち鎌じゃ、、、(u_u)

畑で草刈りに使うそうですが、畑を耕したりもするそうです…この立ち鎌で!

農家をやりつつ種苗店もやってるのに道具の名前、使い方を知らない様です、、、(-_-)

で、昨日仕事の合間に持って来た様です。


左から2番目が折れる寸前の立ち鎌


横から見るとこんな感じ…



1番左の立ち鎌は錆びたまま長く放置された気配が…


右側の鎌が1番まともで、左の鎌の刃線なんて…


ガタガタな上に変形具合も半端なく刃線を峰側から見るとS字を2つくっ付けた様に曲がり、また捻れてもいました!

鎌が大好きなので居ても立っても居られず、その変形具合が可哀想なので速攻で直したのでビフォー画像撮り忘れましたσ(^_^;)


↑ディスクグラインダーをスピコンで回転下げて焼けない様にしながら刃線を修正しました。

で、黒錆置換剤を塗り、乾燥後に黒スプレーからクリアを吹きました。

残りの鎌もおいおいやろうと思います(^ ^)





立ち鎌に鍬の様な強度はないので破断寸前の箇所に無理な力が掛かったんですね。