何ともお堅いというか、仰々しいタイトルですが、砥石の養生にニューアイテムを導入する事にしました。
何を導入するかというと、カシューのサフェーサーです。
このサフェーサーと和紙なり蚊帳の生地で下地を作った上で、カシューを塗って養生をしようと思います。
それでなくでも面倒な養生の手間がまた一手間増える訳ですが、長い目で見ればその一手間をかける価値があると思うのです。
少し前まではそのうちやってみようかな?程度にしか考えてなかったんですが、早めにやろうと強く思わされる出来事が…。
ちょっと前に栃木の金物屋で頂いた日照山の裏が微妙にガタついていたので、シャプトンのなおるで直していたところ薄っすらあるヒビから見事に割れてしまったんです!(T_T)
勿論ヒビがあるのは分かってましたし、ヒビに対して薄くしたカシューを流し込む様に塗り、その上から研ぎ面以外の五面にカシューを塗っていたのに割れてしまったんです…パリ〜ンと…。
端面の手前側に縦に走る筋は、ヒビにカシューを塗った跡です。
こういう事も無くは無いだろうとは思いますが、いざ実際になってみるとショックが大きいです!
そんな事があったから、養生の方法を見直しもっとガッチリとしなければと思いました。