保健師助産師看護師の国家試験出題基準 が久しぶりに改定されました。
(↑ここをクリック。または厚生労働省の公式サイトで検索。)
この出題基準というのは、早い話が中学の定期試験なんかで良くあった(はずの)、
「試験範囲の発表」みたいなものです。
5月1日に発表されているので、気の利いた学校なら既に最終学年の学生には周知されているはずですが・・・どうでしょう?!
今回発表された平成26年版 は、来年2月の国家試験(看護師なら第103回)から適用される
ものなので、最終学年に在籍している学生さんは早いうちに一度、ざっと目を通しておいた方がいいでしょう。
まずはじめに「26年版の改訂概要について」を読み、今回の改訂の趣旨を理解しましょう。
「全体版」というのは、看護師と保健師と助産師が全部掲載されているという意味なので、
ファイルがメチャクチャでかくて重いです。
なので「全体版」ではなく、自分が受験する資格の分だけ見れば大丈夫です。
看護学生なら、「看護師国家試験出題基準」を・・・。
小項目に書いてある項目名はあくまでもキーワードなので、これ以外は出題されないという意味では
ないので間違えないように!
「利用法」にも書いてある通りキーワード以外にも、「標準的な学生用教科書に記載されている程度の内容を含む」ということなので、まずは過去問でおおよその出題傾向とパターンを知っておくことが重要です。
なお、今回は4年ぶりの改訂ですが、今後しばらくは大きな改訂はないはずですので、
低学年の学生さんも、ほぼこの基準で出題されると思っていいでしょう。
これを先に見ておけば、今受けている授業がどの程度国試の出題内容を網羅しているかorしていないかがよくわかります。
では、国試勉強がむばって下さい!