俺はまた側でうたた寝をしていて。
ユノさんが、優しく俺の頭を撫でていた。
、ユノ、さん?
、ごめん、起こしちゃったね、
ううん、熱は?
額に手を当てる。
今は、下がっていた。
薬、効いたみたいですね。
うん、、、起きる、
ゆっくり体を起こす。
めくられた布団は汗と熱気で湿っていた。
布団とシーツ、後で変えておきますね。
うん、ごめん、ありがと、
ユノさんにガウンを着せてリビングに行く。
すぐエアコンと加湿器をつけて。
あぁ、、つけておけば良かった、、、。
寒くないですか?
大丈夫。
すぐ暖かくなりますから。
うん。
言いながら、ユノさんは俺がソファに置いていた貰い物のクマのぬいぐるみを抱きしめた。
アイス、食べますか?
うん、
また、嬉しそうに笑って。
俺はキッチンに行って、アイスのカップとスプーンを持って来た。
その間もユノさんはぬいぐるみを抱きしめたままだった。
、、、寂しがり屋、なのかな、、、。
最初は少し固めのアイス。
俺がスプーンですくって、
はい、
ユノさんは嬉しそうに、パクッて食べた。
、うん、美味い、
何口か食べさせて、
自分で食べるから、チャンミンも食べなよ、美味しいよ。
そう言われて、俺も自分の分を食べてみる。
普段、あまり甘い物を食べないけど。
本当だ、美味しい、、、。
ねっ?
ユノさんが笑って。
いつもより美味しく感じるのは、きっとユノさんと一緒に食べてるから。
二人で、食べてるから。
、チャンミン?
考えていたら、手が止まっていて。
どした?
い、いえ、、、。
ごめんな、ずっと世話になりっぱなしで。
そんな事、気にしないでください、
明日の朝には帰るから。
日曜日だし、チャンミンもゆっくり休んで?
スプーンを持っていた手を下ろした。
チャンミン?
、日曜日、、、ユノさんはいつも何されてますか?
、何って、、店に出てるけど、
まさか、明日仕事するつもりですか?
、そうだけど?
今日熱を出して寝ていた人が何言ってるんですか。
、けど、
まだ体は本調子じゃないんですよ?
、でも、週末は、
お客さんが多いんでしょ、この間聞きました。
だったら、
助っ人を呼びます。
助っ人?
きっと、聞いてもらえます。
俺はユノさんのスマホを出して、着信履歴から電話した。
ユノさんにもわかるようにスピーカーで。
何回かコールされて。
、もしもし?チャンミンか?
聞こえてきた、ヒチョルさんの声。
はい、今、構いませんか?
ん、大丈夫だ。
ユノに何かあったのか?
今日の昼間は熱が高かったんです。
解熱剤で今は下がってますけど。
そっか、、、。
それなのに、ユノさん明日は仕事に出るって言うんですよ?
、バッカだなぁ、、、。
ドンへと相談してたんだ。
しばらくはユノを接客から外そうって。
俺も、体調が戻るまでそうしてほしいんですけど、明日は週末でお客さんが多いからって。
明日は俺がユノの代わりに入る。
えっ?
聞いていたユノさんも、驚いた顔をして。
貸して、
俺からスマホを奪うと、
ヒチョル?
バーの方はどうなってる?
開店は週明けすぐだぞ?
ユノ?
お前起きて、
大事なオープンだ、手抜きは許さない。
俺様がそんな失敗するかよ。
でも、
ユノ、今は休んどけよ。
お前こそ、同じ間違いすんな。
?
会社は諦めても、俺達やチャンミンは、切り捨てられないだろ?
もっと、頼りにしてくれ。
、ヒチョル、、、。
じゃあな、ゆっくり休めよ?
、オープンの日は、必ず行くから、絶対だ。
おぅ、従業員達の前ではシャキッとしてくれよ、オーナー?
、ああ、わかってる。
じゃ。
電話は切れた。