そんな時から、ユノさんはずっと俺を見てくれていて。
雨は、きっかけをくれた。
ユノさんからの傘。
雨に濡れて弱ったユノさんを助けたい俺。
今日も、雨になった。
天気の雨にも、心の雨にも。
お互いが、いつも笑っていられる二人でありたい。
怒ったり、泣いたり、黙り込んでしまう日があっても。
笑顔に行き着く関係になれたらいいって思うんだ。
ユノさんが、元気になったら。
二人の時間の時に、ちゃんと伝えたい。
買い物から帰って。
ユノさんの様子を見る。
やっぱり、病院で言われた通り熱が出てきたようで。
ユノさんは、うなされていた。
苦しそうに、低く呻き声を漏らして。
ああ、、ごめん、ごめんなさい。
すぐ、解熱剤の準備をする。
、ユノさん、、、薬、
、、ん、、、
ユノさんが薄目を開けて、
、薬、飲んで下さい、
、、、ん、
ユノさんの頭を抱えて、少し斜めに角度を取る。
薬を口に近づけて、ユノさんが口を開けて。
薬を入れた。
コップに入れた水を少しずつ流し込んで。
ユノさんが喉を鳴らした。
、飲めましたか?
、、、ん、、
水、まだ飲みますか?
スポーツドリンクもありますよ?
、水で、い、
俺はユノさんに何口か水を飲ませた。
、、ん、、、チャ、ミ、、、
はい?
、、、と、
と?
、あ、、、と、
ユノさんは一生懸命、俺にありがとって言っていたのだった。
薬、すぐ効いてくると思いますから、もう少し休んで下さい。
起きる頃にはきっと今より下がってますよ。
そしたら、ユノさんの大好きなイチゴのアイス、一緒に食べましょう?
ユノさんは少し笑顔になって、また目を閉じた。