「自宅の売却、施設入所、成年後見制度——どれも“いざ”という時に直面する現実です。」
こんにちは。㈱ニュートラルアドバンテージの堀です。
今日は、最近実際にあった出来事をもとに「高齢者の住まい」についてお話しします。
📖最近の2つの現場から
ひとつ目は、父親が認知症を発症し、施設へ入所したご家族のケースです。
入所費用が思いのほか高額で、自宅を売却する方針に。
しかし名義が父親のままのため、「成年後見人」を立てないと売却できません。
これがなかなかハードルが高い。
申請書類は多く、審査や決定には時間がかかる。
専門家に依頼すれば報酬も必要ですし、
親族が後見人になっても精神的な負担は大きいものです。
手続きを経験した人は皆、「こんなに大変だとは思わなかった」と口をそろえます。
「“誰も悪くないのに、誰も助けられない”——そんな現場が少なくありません。」
もうひとつは、高齢のアパート入居者のケース。
足腰が弱り、浴室で転倒し、そのまま動けなくなってしまった。
救急搬送されたものの、翌日には帰宅。
「長期入院は難しい」と医師から告げられ、
家族も遠方で、どうすればいいか分からない状態でした。
行政の担当者も懸命に動いてくれましたが、
民間の“すぐ対応しなければ”という感覚とはやはり違う。
家主さんも、不動産会社としても、やり切れない思いです。
🧩家主・不動産会社・借主、それぞれの現実
この2つの出来事は、どちらも「高齢者の住まい」に共通する課題を映しています。
家主にとっては、もはや「家賃を頂く」だけの仕事ではありません。
入居者の健康、孤立、認知症、そしてその後の生活。
どれも無関係ではいられない時代です。
不動産会社も同じ。
成年後見制度や生活保護、福祉支援など、行政と連携するケースが確実に増えています。
“物件”だけで完結しない。
人の暮らしと向き合う不動産業が求められています。
ウトナイ湖にて
「人と人が支え合う街でありたい。苫小牧の現場から、そう願っています。」
🌿これからの家主業・不動産業とは
正直、家主業は楽ではありません。
でも、「貸す」「管理する」だけでなく、
人の生活や人生に関わる仕事でもある。
“制度のすき間”を埋めるのは、
現場を知る私たち——家主と不動産会社。
これからの時代は、
「家を貸す」から「人を支える」不動産業へ。
苫小牧の現場から、そう強く感じています。
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