「宅建協会の研修会に参加。不動産業界でも“カスハラ対策”が注目されています」
宅建協会の研修で考えた、“不動産業のカスハラ対策”
昨日、宅建協会の研修会で行われたテーマは——
🏷️ #不動産業のカスハラ対策
最近は飲食・医療・自治体などでも問題視されている
「カスタマーハラスメント」。
私たち不動産業界でも、例外ではありません。
💬「お客様は神様」は、もう昔の話
講師の弁護士の先生が言っていました。
「お客様は神様」という時代は、もうはるか昔の話。
担当者ひとりに全ての責任を押し付けるのは、昭和の考え方です。
社内で情報を共有し、毅然とした対応をとること。
そして時には、こちらから電話を切る判断も必要(※状況によりますが)。
👥 当事者だからこそ判断が鈍る
現場の担当者ほど、冷静な判断ができなくなるものです。
理不尽な要求をされても、
「自分の対応が悪かったのかも…」と思い込んでしまうことがあります。
でも、常識で考えれば——
そこまでクレーマーに屈する必要はありません。
💡 不動産会社も人間。
スタッフを守ることも大切なんです。
🏠 消費者は守られている。では家主側は?
「現場でよくある“家主vs借主”の難しいライン」
一方で、講習ではこんな話も出ました。
「消費者側(借主側)は法律で守られている。しかし、貸主側はどうか?」
家賃滞納が続いても、
「ライフラインをこちらで遮断・鍵変更・張り紙」
という“自力救済”は当然NGです🚫
裁判所を通した手続き以外は認められていません。
弁護士の先生もこう言っていました。
「納得いかないのは重々承知です。ただ、法律上は✖なんです。」
💸 家賃の安い物件ほど多いのが現実
特に、家賃の安いアパートほど
支払いトラブルやクレーム対応の頻度が高いのが現実です。
生活困窮者支援、保証会社の介入、役所との連携など…
現場では“人と人との限界線”を問われる場面が増えています。
✍️ まとめ:「毅然と、でも冷静に」
・スタッフ個人で抱え込まず、社内で共有する。
・記録を残し、感情ではなく事実で動く。
・相手に合わせず、こちらのルールを守る。
そして、もしもの時は弁護士や協会に相談する。
私たちも“人間関係のプロ”として、
毅然と、でも冷静に対応できる会社でありたいと思いました。
💬 最後にひと言。
「お客様は神様」——それはもう昭和のお話。
これからの不動産業は、
お互いが人として、対等にリスペクトし合う関係で
成り立っていくものだと思います。
そしてこれは、私の勝手な感想ですが——
🙏 お客様はお客様。神様は神様。
神社巡りにせいを出す私としては、やっぱり“神様”は別枠です(笑)⛩️✨
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