「フェルメールの憂鬱」 | 椿柊のブログ

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誰も知らない“奥山村”のゆるーい闘病日記



フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は好きだ。
でも、私に絵を見極める力は皆無。
フェイクでもありがたがって鑑賞し良かったと思う自信がある。

望月諒子氏の書く名画詐欺事件は毎回楽しい。
昔の漫画「ギャラリーフェイク」よりも騙し方の規模が大きい。
まるで映画「スティング」のよう。

仕掛けが派手で激しい。
そして、突拍子もない。
あまりにでかい嘘過ぎて、信じられない。
なのに、コロリと騙される。

案外人は基本的に騙されたい生き物なのかもしれない。

日頃、蔑ろにされている人ほど騙されやすい。
人の弱さと脆さが、日々の生き方で差が出る。

って、偉そうに言っている私は現在、新NISAの利率に毎日一喜一憂している。
正直、世間の潮流に流されまくっている。痛い目を見るのは火を見るより明らかなのに。
因果なものだ。