いつもこんな感じ -112ページ目

金曜日

ひたすら作業続き。合間にシーザーの散歩(つっても1時間もかけてら)、帰り道にコロッケとメンチをお肉屋さんで買って帰宅。引っ越してきてから、近所の住宅街にいきなりザ・お肉屋とザ・八百屋があるのが嬉しい。ダイソーか。お買い得品を買うと誉められて、レタスを一個おまけでくれたりする。スーパーにはないこの交流そしてサービス。あとスタンプカード類が嫌いなので「○○カードお持ちですかぁ?」と毎回聞かれないのも個人商店はいいね。


公園でシーザーにセクハラ。シロツメクサの季節には歴代の犬にこれをやってる。高校時代には華道の時間に余った花で友達の頭をこうやって飾り付けていた。生花で飾るのが一番可愛いんだよね。私はこの先も手ごろな花が目の前にあれば、誰かの頭を飾り続けるだろう。たとえそれが挿し甲斐のないAさんの頭でも。


木曜日

遅れて母の日ディナーに近所のサンマルクへ。ここは焼きたてパンが食べ放題。なのに私はアトピっ子、パンは禁止令が出ているので浴びるようにパンを食べる皆様を横目にじっと我慢。ついでに肉もじっと我慢して鮭を食べる。むなしい。こんな生活はむなしいよ。そして運転手だったので酒も我慢。家でめっきり飲まなくなったので、外でビール一杯だけ飲むのがちょっと楽しみなのに。くぅ。母の日だっつってんのに父が一番高いコースを頼み、ワインもかっぱかっぱあけて、広島の妹①から預かったお金で買った母へのカーネーションも自分で抱えて私に奢られて帰っていった。来月は一体彼にどうしてあげればいいんだ。


新しい仕事が来る。約100件のデータを訳出・統計出し。ものすごく切ない案件ばかりなので、訳すたびに「うう…」と悲しい顔になる。しかしこの切なさをどうにか繰り返さない世の中にするためにも、とりあえず私は目の前の英語を訳す!ああ千里の道も一歩から!ていうか万里くらいあるわいな!と張り切っているのに、「そんなパチパチはいいから俺と遊べ」とばかりに邪魔しにくるザー様。ああああかんわいい。しかしこのパチパチをしないとあんたのカリカリは買えないのよ、どいておくれ。




水曜日

銀座三越で和風お弁当を買い、ちょっと早めに歌舞伎座へ。お昼の部が終わって人が入れ替わっているところであった。そして外国人のお客さん多い。隣でアメリカ人ぽいおばちゃんが日本人おばちゃんに「これは何でこんなに混んでるの?この人たちは何?」と英語で聞いたところ、日本人おばちゃんは「今、お・わ・っ・た・の~」と日本語でゆっくりと自信満々に答えていた。言葉は通じ合っていないけど、気持ちは通じ合っている。


はじめての歌舞伎。様式美。そもそもの様式を知らなきゃ面白がり方も分からんのだな、と自分の無知を恥じました。せめて着物好きとかそういう趣味があればなあ。でもセットや小道具を見るのは楽しかった。遠目にひときわ細くて思わず目がいっちゃうピンクの着物姿の女の人。かわいいなあ、顔良く見えないけど女優かモデルか宝塚の卵とか(林真理子のエッセイに良く書いてあるから)かなあと思っていたら、合間にロビーで見かけたAさんが「あれ、小西なんとかって女優みたい」と言っていた。小西真奈美であった。ひょーやっぱ顔小さいーと感動する。菊五郎の奥さんと一緒に並んで観劇していた。ちなみに私たちの席の後ろには菊五郎の息子も居た。たたずまいが只者じゃないと思ったら。私は4時間の長丁場、お尻が痛くてしょうがなかった。あまりにも辛いので後ろの空いている席に一人で座り、それはそれはリラックスした格好で拝見しました。本当にお行儀がなっていなくて恥ずかしい。それを思うと小西さんは着物を着て、しかも主演の奥さんのお隣でじっと…微笑みを絶やさず…後にコメントも求められるであろう…(いや好きな人ならコメントなんて溢れるほど出るのだろうが、私は主演の奥さんに感想を述べるなんてそんな大それたこと、ヒー裸足で逃げ出したい)女優さんて社交も大変な仕事だなあ。帰りの雑踏の中では松本零士を見かける。小さいおじさんだ。銀座の夜を首からぶら下げたカメラでパチパチと撮っていた。彼にはこの風景、どんな風に見えてるんだろうなあー資料なんだろうなあーと真後ろで勝手にほほえましく見守ってしまった。


えー歌舞伎の感想。エビちゃんがスタイル良くてカッコよかったです。小学生。