ここまで大きな話題になることのなかったU-NEXTのライジングスター枠(と私が勝手に呼んでいる独占見放題の毎週配信枠。「流れ星」「聖なるアイドル」「昼に昇る月」「ウェディング・インポッシブル」など)で、初?のホームランとなった「ソンジェ背負って走れ」。


私自身この枠で初めての完走ですが、ほとんど買付担当のU-NEXT社員の気持ちになって、喜びもひとしおです爆笑


で、ソンジェのための31日無料トライアルを継続契約につなげる重責を担うことになったライジンスターは、イ・ジュニョンですよ~(ソンジェ・ロスでそれどころじゃない?)



去年からイ・ジュニョンが気になっている私(「別れが去った」についてブログ書いてました)としては、共演が「昼に昇る月」のピョ・イェジンなのが不安要素ですが……



「ソンジェ背負って走れ」に戻ると、すでにドラマについては、素晴らしいレビューや考察があるので、ピョン・ウソクについて再び。


高校生役がナチュラルに似合う奇跡の三十代(91年生まれ)。


特に童顔なわけでも若作りなわけでもないのに、高校生からほぼ実年齢のソンジェまで、違和感なく演じ分けられたのは、ピョン・ウソクだからこそだと思います。


でも、イケメンかというと、 少なくともソン・ガンのようなわかりやすいイケメンではないような。


本人いわく、チャームポイント(好きな顔のパーツ)は唇。確かに、少年らしさの残る顔立ちにふくよかな唇がセクシー、かつ中性的な雰囲気を漂わせます(SHINeeのテミンにちょっと似てませんか?)。


唇と合わせて、笑うとふにゃっと細くなって半円を描く目元も、なんだかお人好しのおばさんのようなかわいらしさがあって、鍛えても細身な長身とのアンバランスさが魅力だと感じます。


その柔らかい印象のせいか、バラエティ番組などで見るとびっくりの長身かつ小顔なんですが、ドラマの中では(スターになる前のシーンでも)他のキャストから浮いていないんですよね。「ちょっと背が高い普通の人」くらいの感じがするんです。


モデル出身の長身俳優といえば、その昔「相続者たち」のイ・ミンホやキム・ウビンを見ながら「こんな高校生おらんやろ」と思ったわけです(まあ、そのへんの高校生のお話でもないですが)。


「愛だと言って」では、キム・ヨングァンが登場すると「モデルみたい」と周囲の人がつぶやくセリフが何度か入るんです。非日常的な存在感についての言い訳(超絶背が高くて超絶イケメンかもせれませんが、ドラマの中ではあくまで一般人です、という念押し)ですね爆笑


ピョン・ウソクには、そうした非現実感をあまり感じさせない普通っぽさ、軽やかな個性があるような気がします。そのせいで、どちらかというと遅咲きのキャリアになったのかもしれませんが。


俳優に転身後はなかなか芽が出ず、100回くらいオーディションに落ちたと話していたので、ソンジェで俳優としてブレークして本当によかったと思いつつ、21世紀では初恋実らせて幸せになってくれたのが何より照れ照れ照れ



(同じバラエティ番組で好みのタイプを聞かれて、「僕は頭がいい方じゃないので、賢い女性がいいです」と答えていたのがツボでした。まさにソンジェ照れ