残すところ2話。オ・ユラをどう成敗するのか気になって、タイムスリップのつじつま合わせはどうでもよくなってきた私です。


オ・ユラは原作マンガには登場しないキャラクターだと聞き、マンガのストーリーを知りたくて、LINEマンガで読んでみました(ネットでマンガを読むのは初めて)。


ジウォンのキャラクターがドラマとは微妙に違っていてびっくり。


ドラマより常識人で(肩出して出社したりしませんし爆笑)、恋愛にも普通に積極的な大人の女性です(その分、一回目の人生があそこまで悲しいことになったのかがわかりにくい気もしますが)。


ドラマのジウォンは、性格や行動がぶれ気味ですよね。


例えば、私がドラマで納得できなかったのが、スミンとミンファンが仕組んだとおりに浮気するのを見て、ジウォンが文字通り号泣するシーン。それも部長の目の前で。あれって、部長に対する「私ってか弱い善人なんです」アピールに見えて(そう思う私がひねくれてる?)。


マンガでは、ひとりで(他の人の目のないところで)静かに泣きます。というか、泣いている自分に気づくんです。


私としては、ここでにやりとほくそ笑むヒロインの方が好みですが、このマンガのシーンは人間心理としてリアリティがありました。


また、ドラマの視聴者は私も含め、結婚式でのジウォンの「私の捨てたゴミを拾えてよかったわね」に喝采を叫んだと思うのですが、なんとマンガでは、ジウォンのセリフじゃないんです!


こんなにかっこよく自信をみなぎらせていたドラマのジウォンは、その後で恋人に「元」婚約者が現れるとすごすごと別れるという暴挙に出て、視聴者を戸惑わせるわけです。


こうしたキャラクターのブレは、ドラマを無理に盛り上げようとしたせいで生じた気がします。オ・ユラの存在そのものがドラマの創作なら、その不自然さも納得。


マンガチックとか展開がマンガみたい、というのは、リアリティに欠ける映画やドラマを揶揄する表現でしたが、今ではドラマよりマンガの方がリアリティがあるんですね。