パク・ミニョンではなく、BoAの話(彼女が整形しているということではなく)。


いやぁ、びっくりしましたよね。オ・ユラのサイコ女ぶり。スミンがかわいく見えてきました。


しかし、もっと驚いたのが、演じているのがBoAだったことです。20年前にはKポップにまったく興味のなかった私でも、その名が懐かしい元祖韓国アイドル。


BoAが演じていると知る前から、「この女優さん、唇が変だわ~。お直し直後?」と気になってました。ネットを見ても、そう感じた人が多かったみたいですね(BoA自身は整形を否定しています)。

 

私は整形肯定派ですが、わからないようにやってほしい(ビフォーの顔が知られている有名人なら、顔が変わったと言われるのは仕方ないですが、違和感のある下手くそな仕上がりは駄目でしょう)。


昔読んだ女性作家のエッセイに、女のことが知りたければ素顔ではなく化粧した顔を見よ、化粧した顔にはその女がなりたい女性像が表れているから、といったことが書かれていて、納得したことがあります。


生まれ持った顔や身体の造りは本人ではどうしようもないですが、熟練のメーク術による変身効果は、インスタやYouTubeの数々の動画で証明されているとおり(まったくの別人になる様子はまさに驚愕のひと言)。


メイクも整形も「そうありたい自分」の実現手段である点では同じ(明らかな整形依存は別でしょうが)。


でも、整形って失敗する可能性もあれば痛みもあるだろうし、単純に恐いですよね。過去に開腹手術を受けたことがあるんですが、術前にあらゆるリスク(合併症やら輸血やらその後遺症やら)の説明があります。病気でなければ逃げ出してました。


もし100%成功が保証されていて痛みもないなら、多少お金がかかっても、私もお直ししたいところがいくつかあります。


整形インフルエンサー(そんなカテゴリーがあるんですね)の「美容整形ちゃん」によれば、美人は生涯で2億円は得するらしいので、手術代の元は十分取れるはずですし。


ただし、整形する人が増えると、美人の相対的価値(希少価値)は下がってしまいそうですが。


今回、色々な整形関係の記事を読んでしまったのですが、そのひとつが日本の美容整形外科医さんのブログ。


画像の証拠から整形術を解説、論評するのですが、そこには日本の二十代、三十代の有名女優やタレントの名前がずらり。「韓国の女優さんは美人でも整形」というのは偏見だと知りました。美人女優の整形に国境なし、です。


若い頃なら、整形なんてズルいと思ったでしょうが、今は「手術の恐怖と痛みに耐えて、綺麗でいてくれてありがとう」と素直に思ってしまいました。