十三代目市川團十郎白猿襲名公演「祝成田櫓賑(いわうなりたこびきのにぎわい)」 | お気楽マーニャのブログ

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やっと、歌舞伎座、市川海老蔵改め、十三代目市川團十郎白猿襲名公演、昼の部に行って来ました。






さすがに襲名公演、入場前から、たくさんのお客様が浮き足だっているのがわかります。既に興奮状態。いつもとは全く違う雰囲気。
幕が素敵。



筋書きの表紙は、市川宗家とのつながりが深い、日本画家、前田青邨さんの「牡丹」。格調高い牡丹です。
舞台写真も沢山掲載されていて、良かったわー。


最初の演目は、

「祝成田櫓賑(いわうなりたこびきのにぎわい)」。



舞台美術が凄く華やか。鳶の者や、手古舞、芸者さんたちが、團十郎襲名や、市川新之助初舞台のお祝いをする演目です。(簡単に言い過ぎちゃったかしら?)  芸者、梅香役の中村梅枝さん、惚れ惚れする美しさ。お品も良くて、これから、歌舞伎の女形を支えていかれるのでしょうねー。芸者、松葉を演じる片岡孝太郎さん、紫のお着物が映えて、粋だわー。しかし、この演目の主役は、なんといっても、芝居茶屋女房のお栄を演じた、中村福助さん。台詞も仰って、本当におめでたいです。😂

今回、コロナで中止されていた、大向うが復活。やはり、大向うがあれば、場を盛り上げますよねー。感染対策で、今回は指定された方だけ、指定された場所での、大向う。場違いの、女性のカナキリ声や、男性でも、タイミングがずれた、掛け声は、興ざめなので、今後も、このシステムでお願いしたいです。