石工の里のひねり灯籠 | 猫にこばん キャンピングカーでごはん

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紹介していければいいなあ。と思っています。

 

こんばんは、mmm(まーママ)です。

 

9月17日(火)
熊本県八代市は、偉大な石工たちを輩出した場所です。
 
 

 
「八代を創造した石工たちの軌跡」で日本遺産に認定されてます。構成文化財のひとつ、ひねり灯籠を見学します。
 
 

菅原神社
熊本県八代市東陽町北
 
 

 
菅原神社の灯籠は、嘉永7(1854)年に石工の文八が作ったもので、180度ねじれたような彫刻が施された石灯籠です。
 
 

 
ほんとにひねってるのね。びっくり
石灯籠は2基、一対になってます。
 

そして、もう1ヶ所。車 車 車

 

 

 

若宮神社
熊本県八代市東陽町南
 
 

 
由緒ある神社のようです。
 
 

 
90度ねじれたような彫刻が施された石灯籠です。嘉永4(1851)年に橋本勘五郎が造ったと伝えられています。
 
 

橋本勘五郎

文政5(1822)年、種山村生まれ。元の名は丈八。矢部の通潤橋架設時は副頭で石工頭の兄を補佐しました。明治改元頃に橋本姓を賜り、勘五郎と改名。その後明治政府に招聘され上京し、「神田筋違橋(萬世橋)」などを架設。石工としての技術のみならず、大工や土木の知識、豊富な人脈など、現代で言えば大手ゼネコンの社長のような人物だったようです。

 

 
 

 
渦巻紋の猫足の基礎、ねじれた竿、雲龍を刻む笠と、種山石工の里に相応しい石灯籠です。
 
ひねり灯籠は見た人々に驚きを与え、石工の遊び心と技術の高さを今に伝えているそうです。