こんばんは、mmm(スリーエム)です。
世知原の「石橋」を探していたら、まちの中心地で、こちらの建物を見つけました。
■世知原炭鉱資料館
長崎県佐世保市世知原町栗迎83-5
駐車場:あります。 入場料:無料
砂岩ブロック積の平屋建です。明治45年建築。
旧松浦炭鉱事務所がそのまま資料館として使われてます。
「入っていいですかー」
入口で叫びますが、管理人さんは掃除機の音で気づいてくれません。
入ってすぐに、パネルがあります。男性も、女性も上半身裸で採掘されてたんですね。
事務所建物をそのまま利用して色々なものが展示してあります。
「断層がずれて、なんちゃらかんちゃら・・・・」
主人が横で説明しますが、頭に入ってきません。
タニシの化石もあるよん。
資料館には、石炭採掘に使用した道具、
石炭を運んだ鉄道に関する資料が揃っています。
近くにある躍進の泉公園には、蒸気機関車の動輪がありました。
実は、私が現在住んでいるところも、炭鉱住宅の跡地だと引っ越ししてきた時にききました。家の裏にある山はボタ山っぽいです。家の前には、歩行者専用の道路があるのですが、これは、石炭を運ぶ列車がとおった線路の跡です。大変興味があるので、いつか「佐世保軽便鉄道」の歴史も調べてみようと思います。
町内の昔と今を映した写真集も見せていただきました。
炭鉱があった時代は人口も多く活気があったそうです。エネルギーが石炭から石油に変わり、やがて炭鉱は閉山を迎えます。
今の方が自然がいっぱいあるよと・・・。
そういう町もあるんですね。
【石炭のできるまで】
倒れた樹木が分解され、変質し、地中で加圧・加熱されて炭素に変わることを炭化といいます。炭化の進んだものほど発熱量が多く、良質の石炭と言われています。