約45,000人を配した厳重警備の
中で行われた夏季五輪史上初の
野外での開会式。
賛否両論さまざまな意見が
ありますが、パリの立地や歴史的
建造物を活かした舞台で繰り広げ
られる演出は、私は粋で良かった
と思います。
ツッコミどころも斬新すぎて、
理解に苦しむところもありましたが、
夫とああだこうだと言い合いながら、
始めから終わりまで観ました。
奇妙な絵画として知られる
『ガブリエル・デストレとその姉妹
ビヤール公爵夫人とみなされる肖像』
(作者不明 / ルーヴル所蔵)を
はじめ、名画の巨大な顔パネルが
セーヌ川から顔を出す形で、設置
されていましたが、各国の選手団
を乗せた船が通る時に目が動いて
いたり、そんな細かい仕掛けに
気づくのも楽しかったです。
ただ7月のパリは比較的、降水量が
少ないにもかかわらず、雨に
なってしまったのは残念でした。
選手の皆さんの体調やパフォーマー
の方たちが滑って転んでしまうの
ではないかと心配になりましたよね。
Jeux Olympiques
クライマックスは最終聖火
ランナーの柔道男子100kg超級の
金メダリスト テディ・リネール氏
と陸上女子短距離の金メダリスト
マリー=ジョゼ・ペレクさんが
気球型の聖火台に点火をし、それが
夜空に舞い上がるというなんとも
幻想的な光景にうっとり。
と同時に、炎を宙に浮かせる
なんて、危なくないの ?
どういう仕組みになってるの?
と皆さまも思われたのでは
ないでしょうか。
実はあれ、火ではないんです。
電気と水によって、炎が揺らめく
ように見えているんです。
そして、フィナーレを飾る
セリーヌ・ディオンさんですよ。
表現力豊かな『愛の讃歌』の
熱唱に心が震えました。
見逃された方、もう一度
観たい方、どうぞ!
ドキュメンタリーで難病に苦しむ
お姿を拝見していただけに、
衰えない力強い美声に感動も
ひとしおで、何度見ても圧巻の
パフォーマンスに魅了されます。
さて、話は戻りまして、気球型の
聖火台はチュイルリー庭園に
設置されていて、空に浮かぶのは
日没から午前2時の間のみ。
それ以外は噴水の中に設置され、
8月10日までの毎日11時から19時
まで、1日 10,000人限定で
見学もできます。
無料ですが専用サイト(▶ こちら )
から予約、入場券の取得が必須です。
一般公開初日の27日には、アクセス
集中により、サイトがクラッシュ
してしまいましたが、夕方に復旧。
今のところ、問題なく繋がります
ので、見学を希望される方は早めに
予約した方がよいですよ。
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