フランスで人気のフリマサイト
Leboncoin(ルボンコワン)。
対面取引も可能で、手数料も発生
しないため、フランス版のジモティ
といったところでしょうか。
その Leboncoin を通じて、ある
モノを無料で譲ってもらえること
になり、夫とドライブがてら、
とある田舎町を目指しました。
やって来たのは牧場です。
本格的に家庭菜園を始めるに
あたり、土壌改良に最適な
馬ふん をもらいに来ました。
強烈な臭いを覚悟していましたが、
藁(わら)と混ざった状態なので、
思っていたよりも臭いはマイルド。
なぜ馬ふんが土壌改良に最適か
というと、牧草などを主食とする
馬や牛のふんには、植物性有機物
が多く含まれます。
4つの胃を持つ牛に比べ、胃が1つ
の馬は、咀嚼が荒いうえに、
消化吸収の仕組み上、有機物が
ほとんど分解されずに外に
排出され、水分も少なく、
発酵しやすい特性があります。
発酵が進んだ馬ふん堆肥は、
有機物をエサとする土壌の微生物を
活性化させるため、通気性、
排水性、透水性、保水性、保肥力
などを向上させる土壌改良効果が
高いとされているんですね。
バラを育てている方は、
馬ふん堆肥との相性の良さを
よくご存じでしょう。
さて、スニーカーの上から
ビニール袋をかぶせて足元を保護。
ピッチフォークをお借りして、
早速、作業に取り掛かります。
用意していた2枚重ねのゴミ袋の
口を大きく開いて、待ち受ける私。
そこへせっせと馬ふんを入れる夫。
ところが、風で袋の口が
狭まり、その度に馬ふんが
私の手首にこぼれ落ちます。
ゴム手袋はしているものの、
ひゃぁ、ひゃぁ、悲鳴が
止まりません。
ついに耐え切れず「交代しよ!」
わざとじゃないけれど、
結果的に私以上に、馬ふんが
手にかかった夫でした。ごめんネ。
車内で臭わないよう、
袋の口をしっかり閉じて、
更に袋をかぶせて3重に。
無事、持ち帰ることができました。
土壌改良前に育ててみた
レタスいろいろ。
他の野菜も種まきしているので、
この夏は馬ふんパワーで、
更なる実りに期待したいです。
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