激しいスピードで変化し続けるフアッション業界。おまけに消費者の志向は多様化している中、情報を的確にとらえる専門家集団が存在感を高めている。こんな時代が訪れることを予測し、1980年代後半に企画会社が誕生した。バブル崩壊後はその数を増やし、つくり手や売り手を裏で支えている。先行して起業し、大手数社と組んでいるのがプレールとオールウェイズ。コレクションをもとにしたトレンド分析だけでなく、足と頭で次代の芽を探り出し、その企業の役割に合った情報に落とし込んでいる。
企画会社のスタッフはアパレルメーカーの出身者をはじめ、プランニング、リテーラー、マーケティング会社など多岐にわたる分野の経験
者たち。アパレルの発想だけでは通用しないため、一人ひとりが強みをもつプロ集団として、質の高い情報を提供している。クライアントは百貨店、専門店、量販店、アパレルメーカーを中心に、商社、通信販売、服飾雑貨メーカーなどファッション業界のあらゆる企業に及ぶ。
大手数社と契約しているプレールが果たす役割は、トレンド情報とマーケティング情報をべースに、ディレクションやMD(マーチャンダイジング)プランの作成、プランドや売り場のコンセプトメーキング、さらには商品の企画や製品化までの実務を行なっている。トレンド情報は欧米のコレクション分析が基盤だ。国内マーケットに対応した開発のポイントをビジュアルに提案する。同時に海外の情報をリアルタイムで発信する。