
兵庫県三田市に所在する神姫バス・三田営業所の見学会が開催されたので参加して来ました。
神姫バスは兵庫県南部地域を主な営業エリアとしており、兵庫県最大のバス事業者さんです。
大阪・神戸・京都の関西圏から、東京・四国・岡山などへの高速バスも運行中しています。


三田営業所の営業エリアは三田市内の他、神戸市や三木市の一部、そして大阪梅田、
神戸三ノ宮への高速、特急バスを運用して好評を博しています。
見学会は午前と午後の2回実施され、参加人数は各回30名程度でした。
それでは早速、見学会の様子です。



午前の回、午後の回、共に新三田駅に集合して三田営業所の連節バス「オレンジアロー 連
SANDA 10005」号に乗車して三田市の北部に位置する営業所に向かいます。
連節バスよりも普段新三田駅には乗り入れしない高速・貸切用の特高車を使用して欲し
かったなぁ~



営業所に到着すると、連節バスらしく角度を付けて所定の位置に停めてくれました。

事務所に移動して、乗務員さんの点呼の様子を見学。
体温、飲酒チェック後に点呼を行います。

子供たちが飲酒チェックを体験。
専用のストローを使い呼気をチェックします。

事務所内を見学した後は、整備工場を見学。
高速、貸切タイプの神姫バスで言うところの特高車、三菱・エアロエース「田5840」号車
が入場していました。
神戸三田プレミアム・アウトレットのラッピング車です。

この時期、冬用のスタッドレスタイヤに交換の真っ最中でした。

整備工場では、一般の乗用車の車検や点検・整備・修理なども行われているそうなので、
点検なども神姫さんへどうぞ!

連節バス「10002」号車も入場中でした。
何でもメーカーからの部品待ちだそうで、整備に時間がかかるのも外国製バスなのも泣き
所の一つですね。


庫内のバスの周りを、ぐるっと一周します。

そしてバスを丸ごとジャッキアップ。

この位置まで連節バスは上がります。
連節バス専用のドックで、もう一か所、連節バスを運用している神戸営業所にも同じ
ジャッキアップの設備があるそうです。

そして降下中。



そして、運転士さんから運行前点検について説明を受けます。
バスは一般の路線バスと高速用の特高車の2台を使用して行われ、特高車側で説明を
受けました。


後部に周って、エンジンルームとタイヤなど足回りの点検。

運行前点検の説明を受けた後は参加者全員、特高車に乗り洗車体験。

運賃表の「回送」表示が、なかなかレア。
通常は運転士さんしか見ることの出来ない表示です。

洗車機で使用する水は何度も使いまわしをするそうです。
なので洗剤などは使用されず、真水で洗車されているそうで、冬場などは塩カリが付着
した車体は汚れが、落ちないでしょうね。
今回は以上で終わりです。
次回に続きます。
いろんな車種のバスが登場しますよ!