
阪神タイガースは2020年新人選手選択会議、いわゆるドラフト会議の1巡目で近大の佐藤輝明内野
手を指名、巨人、ソフトバンク、オリックスの3球団と競合しましたが、抽選おいて矢野燿大監督がクジ
を引いた結果、見事に交渉権を獲得しました。
以下引用・・・産経ニュース
「40、50本打てる選手に」阪神が交渉権の近大・佐藤が目標
会見場のスクリーンに映し出されるドラフト会議の模様を、緊張した表情で見つめていた近大の佐藤輝明内野手。4球団競合の末、阪神の交渉権獲得を見届けると、たくさんのフラッシュやライトに照らされながら表情を変えず「走攻守でスケールの大きい選手になりたい。目標は新人王」と話した。
兵庫県西宮市出身。阪神への印象は「小さい頃によく甲子園に行って、現役時代の矢野監督のプレーも見ていた」。甲子園は右から左へ、左打者にとっては不利な「浜風」が吹くが「それに負けないような強い打球を打ちたい」と力強く語った。現在は三塁を守るが、阪神では外野の可能性もあり「どちらもできるように準備したい」。会見に同席した近大の田中監督は「できれば華のある内野で活躍してほしい」と希望を口にした。
187センチ、94キロの恵まれた体格。関西学生リーグで通算14本塁打を放ち、大学の先輩で巨人などで活躍した二岡智宏(巨人3軍監督)が持つリーグ記録(1982年以降)を更新した左の長距離砲。ペナントレースで首位を走る巨人、ソフトバンクなどが相次いで1位指名を公表し、注目度は日に日に高まっていた。この日、近大キャンパスで行われた会見には100人以上の報道陣、10台以上のテレビカメラが集結した。
子供の頃から好きだった選手は大リーグで活躍したイチロー(元マリナーズ)。「イチロー選手のように子供たちに夢を与えられる選手になりたい」。さらに将来の目標を「本塁打を40、50本は当たり前に打てる選手になって、本塁打王を狙いたい」と語った。
引用終わり・・・

昨年のドラフト会議で阪神は高校生を中心に指名、獲得しましたが、今年は昨年と違い即戦力となる
大学生と社会人を中心に指名、高校生は7巡目の選手のみという2020年の結果となりました。
今回のドラフト会議の注目選手というと、佐藤選手の他にも早稲田大学の早川隆久投手、中京大中
京の高橋宏斗投手など何人かいますが、今回阪神が1位指名した佐藤輝明選手がナンバーワンだと
思います。
ここ数年、何球団か競合して抽選になるとハズレになることが多かった阪神ですが、今回、矢野監督
の引いたクジが当選してくれて良かったです。
藤浪晋太郎投手を抽選で交渉権を獲得して以来の、抽選に成功したドラフト会議でした。
以下は、第1巡目からの交渉権獲得選手です。
第1巡目・・・佐藤輝明 内野手 右投左打 近大
第2巡目・・・伊藤将司 投手 左投左打 JR東日本
第3巡目・・・佐藤蓮 投手 右投右打 上武大
第4巡目・・・栄枝裕貴 捕手 右投右打 立命大
第5巡目・・・村上頌樹 投手 右投左打 東洋大
第6巡目・・・中野拓夢 内野手 右投左打 三菱自動車岡崎
第7巡目・・・高寺望夢 内野手 右投左打 上田西高
第8巡目・・・石井大智 投手 右投右打 四国IL 高知ファイティングドッグス
育成第1巡目・・・岩田将貴 投手 左投左打 九州産業大
以下は、第1巡目指名の佐藤輝明内野手と第2巡目指名の伊藤将司投手の動画です。
以上の交渉権を獲得した選手全員の入団が決まり、来年2月1日からのキャンプインでは、晴れ姿を
早く見てみたいですね。