
先日3回に渡ってANAの羽田機体整備工場の見学記をアップしましたが、今回はJAL・日本航空の
羽田機体整備工場の見学記です。
JAL羽田機体整備工場の見学は、今回で3回目となりますが、今回の羽田機体整備工場の目的はこ
の4月から航空自衛隊に配備されたB777-300ER型新政府専用機を見ることだったのですが、残
念ながらこの日は羽田には来ておらず、次回のお楽しみということになりました。
その代わりという訳ではありませんが、3月で退役したB747-400型の旧政府専用機が羽田に来て
いました。
こちらも残念ながら整備工場見学時間の寸前に、千歳?に向けて飛び立って行ってしまったようなの
で、近くで見ることは出来ずでした。
今回、JALの整備工場でどのような整備を受けていたのかは分かりませんが、売却先もすでに決定し
ていて最後のドックインとなったようです。
さて、今回はどのようなJALグループの航空機がこの整備工場で点検・整備を受けていたのか、お楽
しみに~

日本航空の羽田機体整備工場は羽田空港新整備場の一番北側に位置しており、東京モノレール・新
整備場駅を降りて直ぐの場所にあります。

整備工場の見学は、JALメンテナンスセンター1ビルの3Fにある教室に集合して行われます。

JALの羽田整備工場の見学は完全予約制となっていて、ネットなどで事前の予約が必要です。
1日に付き、5回の見学会が実施されます。
当日は、ANAの見学会が終わった13時からのコースで予約をお願いしていて、団体さん(岩手県か
らの中学校修学旅行生)の予約があったため、一般は5名での開催でした。
参加したのは私を含む個人参加の男性3名と、中華系の外国人観光客カップル2名、都合5名という
少数精鋭での見学となりました。

見学の受付は、JALメンテナンスセンター1ビルの1Fで行われます。
受付は見学開始時間の30分前から始まり、予約した旨、名前と身分証明書(運転免許証など)を提示
して、QRコードが記されたネックストラップ付の入館証を受け取り、受付横の入口ゲートの改札機で入
館証に記載のQRコードをタッチしての入館です。

改札機を通り、集合場所の教室と「JAL SKY MUSEUM」のある3Fに向かうべくエレベーターホール
に行くと、大きなB777型機のモデルが出迎えてくれます。


3Fには教室、JALの歴史などが展示された「JAL SKY MUSEUM」、JALグッズ、お土産物などを
販売する売店などがあり、指定された教室に荷物を置いて集合時間までの間自由に見て回ることが
出来ます。
受付が始まる時間に行くと30分間、グッズの購入や展示物を自由に見て回われます。

ダグラスDC-9のコックピット。
現在のデジタル化されたコックピットとは全然違い、計器とスイッチが一杯、アナログ感満載のコック
ピットです。

JALグループのSWさん、CAさんたちが着用した歴代の制服。

CA志望の女性憧れの座席、ジャンプシート。
実機では座れないシートなので、こちらでどうぞ!

ギャレーの模型

日本航空が創設以来、運用して来た主な航空機。
右上に2機分の空きスペースがあり、近い将来JALが導入する新型機のモデルが飾られます。

ダグラスDC-8
日本人の海外旅行を庶民のものにした航空機です。
テレビドラマ「アテンションプリーズ」に登場しました。

B747ジャンボ
こちらは堀ちえみさんのテレビドラマ「スチュワーデス物語」ですね。
それからキムタク・・・あれは他社でした・・・(笑)

ダグラスDC-10
私個人的にはこの塗装が一番大好き。
B767、B777、B787などにも似合うと思うので、ぜひ復刻をお願いしたいですね。


JALの運航乗務員、客室乗務員の制服を着用しての記念撮影用にB787を模したモックアップも新た
に用意されていました。
今回は以上です。
次回に続きます。